米国ラスベガスで開催したPMA 08の会場で、ペンタックスは発表したばかりのデジタル一眼レフカメラ「K20D」と「K200D」を出展。また、3本のレンズを参考出品した。

ペンタックスブース

参考出品されたレンズは、「DA★ 55mm F1.4 SDM」「DA 17-70mm F4 AL [IF] SDM」「DA★ 60-250mm F4 ED [IF] SDM」の3本。いずれもAF駆動用超音波モーターSDMを採用しており、特に17-70mmは、DA★でないDAレンズとしては初めてSDMを搭載する。

参考出品レンズ。左から「DA★ 55mm F1.4 SDM」「DA 17-70mm F4 AL [IF] SDM」「DA★ 60-250mm F4 ED [IF] SDM」

DA★ 55mm F1.4 SDM

DA 17-70mm F4 AL [IF] SDM

DA★ 60-250mm F4 ED [IF] SDM

デジタル一眼の画素数が増え、モニタ上での等倍鑑賞が一般的になったことで、従来のレンズでは満足いく描写が得られないことがあるとしてレンズの性能向上を図った。55mm F1.4は、35mm判換算で82.5mmになり、ポートレートなどで使いやすい85mm F1.4レンズに相当するレンズとなる。

17-70mmは開放F値をF4にすることで小型軽量化を実現。60-250mmは望遠レンズながらF4通しのレンズとなり、軽量な望遠レンズとして活用できそうだ。55mmのみ発売が未定で、残る2本は夏ごろの発売予定となっている。

発表されたばかりのデジタル一眼K20DとK200Dも注目が集まっていた。特にK20Dは、Samsungと共同開発した1,460万画素CMOSセンサーを搭載。これまでペンタックスは外販のCMOSセンサーに対して画質向上の工夫を導入してきたが、CMOS開発の段階から参画することで、ペンタックスの絵作りに沿ったセンサーを開発できたとして、スペックからでは分からない画質の向上を強調する。

K20D(左)とK200D

ペンタックスとしては初めてのライブビュー機能も搭載。ライブビューでは、AFボタンを押すとミラーがダウンして画面が暗転し、AF測距を行ってピントが合うと自動的にミラーアップしてライブビューが復帰する仕組み。ライブビューの動作パフォーマンスを、他社に比べて高速にしている、という。

Samsungと共同開発したCMOSセンサー用のウエハ

K20Dのカットモデル

また、ライブビュー中にボディ内手ブレ補正の効果を確認できる機能を、同種のカメラでは初めて搭載。ボディ内手ブレ補正は、ファインダー上では手ブレ補正効果が確認できないという欠点があったが、それを補うことができる。

防塵防滴のがっしりしたボディに加え、「スペック表に現れないような細かい部分」(同社)までが質向上と使いやすさの向上を図っている、という。

ライブビュー中の表示

K200Dは、実質的にK10Dの中身をそのまま投入した形となっているが、これもK20Dと同様、細かい部分ではいろいろと手を加えているそうだ。

K20D(左)とK200Dのスケルトンモデル。きちんと稼働するらしい

スケルトンモデルだと、防塵防滴のためのシーリングが縦横無尽に施されているのが分かる。これはフラッシュ部。黒い糸のようなものがシーリング用ゴム

ペンタックスブースにあった車。何かと思えば、これで移動しながら新製品をデモしていくためのものらしい。ニューヨークで12月まで実際に走っていたそうだ

また、コンパクトデジカメでは国内未発表モデルとして「Optio S12」が出展されていた。1/1.7型1,200万画素CCD・光学3倍ズームレンズを搭載しており、電子手ブレ補正機能を備えるほか、最大ISO 3200までの高感度撮影が可能。米国では3月の発売予定で、価格は199.99ドル。現時点で国内販売の予定はない模様だ。

国内未発表のOptio S12

背面

上部

ブラックとシルバーの2モデルを用意