【レビュー】

マルチメディア機能が強化されたスマートフォン「Nokia N95」

3 GPSと無線LANを内蔵

    山根康宏  [2008/01/27]

    このほかN95はGPSを内蔵している。地図データは同社が無料で提供する「Nokia Maps」がプリインストールされており、購入したその場から即座にGPS機能を利用できる。またNokia MapsはPC経由で世界中の地図をダウンロードすることが可能であり、旅行や出張時なども海外でN95をナビゲーション端末として利用することもできる。なお国によっては地図の精度が低いものもあるため、サードパーティー製の地図アプリケーションを合わせてインストールして販売するケースもあるようだ。

    N95はGPSを内蔵している

    Nokia Mapsがインストール済み。世界中の地図を無料で追加できる

    また、N95は携帯電話スタイルの端末でありながら、無線LANを搭載している。このため自宅やホットスポットなどの無線LAN環境下では、携帯電話回線のパケット通信を利用することなくインターネットへのアクセスやメールの送受信を行うことができる。特に前述したシェアオンライン機能を利用したブログなどへの写真のアップロードや、YouTubeなどの動画のストリーミング再生を行う時などは大量のデータ通信を伴う。通信費節約のため、無線LANはぜひ活用したいものだ。

    無線LANを利用する際は、設定画面から接続先を作成するほか、待ち受け画面から直接アクセスポイントを検索して接続することもできるのが便利だ。また無線LANのアクセスポイントはパケット通信のアクセスポイントと同じメニューから作成できる。インターネット利用時に接続先を選択する場合も、無線LAN、パケット通信どちらのアクセスポイントも同類の「接続先」としてシームレスに利用できるため、使い勝手が非常に良い。

    待ち受け画面からも無線LANを探し即座に接続が可能

    N95に設定したアクセスポイントの一覧。頭に「*」印がついたものが無線LANのアクセスポイント。パケット通信とシームレスに切り替えて利用できる

    この他、PCとのスムースな連携などスマートフォンとしての基本機能もしっかりと備わっている。マルチメディア機能に強くインターネットサービスとの連携も可能なN95は、日本の携帯電話とは一味違った高い機能を味わえる機種と言えるだろう。

    サイズ 99×53×21 mm
    重量 120g
    通信方式 GSM(850/900/1800/1900)/W-CDMA(2100)
    パケット通信対応 GPRS/EDGE/HSDPA
    通話時間/待受時間 160分/200時間(いずれもW-CDMA時)
    メインディスプレイ 2.6インチQVGA(240×320ドット)、1600万色TFT
    サブディスプレイ
    カメラ CMOS 500万画素(カールツァイス製ユニット)
    内部メモリ 160MB
    外部メモリ microSDカード
    Bluetooth 2.0(A2DP対応)
    その他 無線LAN(802.11b/g)、赤外線、GPS、TV出力

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