【レポート】

グリーファーの襲撃に筆者は武装も考えた…… - セカンドライフ三面記事

    國森春美  [2008/01/22]

    2007年、年末商戦もたけなわな頃に……

    2007年末、この年末商戦もたけなわの時期は、セカンドライフも年末商戦モードに突入していたようです。12月に入ってから、筆者の開いている小さなショップもいつもより商品が出ています。冬景色をクリエイトして販売している友人は、ハロウィーンが終わった頃から売り上げを伸ばし、リアルでもちょっとありがたい金額のお小遣いをゲットした様子です。立ち入ったことは聞いていないので詳しい額はわかりませんけどネ。

    ちなみに、セカンドライフ内でどんな商品が売買されているかは、ウェブページからもその一端が垣間見えます。リンデンラボ直営の「SL Sxchange」や、Electric Sheep社の「onrez」などからです。

    リアルのゲンナマに直結してるであろう商品から、作り方を覚えたのが嬉しくて出品したと思われるほのぼの作品まで、価格も内容もさまざまです。季節ものをいくつかピックアップすると、

    ま、いろいろ、あるわけです。

    こんなかき入れ時に、ホントにいやなのが"グリーファー"の襲撃です。グリーファーとは、セカンドライフ内で他のユーザーにイヤガラセをする連中のこと。襲撃を受けている間、お客さんに来てもらえませんし、新作をクリエイトすることもできないんです。

    ありがちなイヤガラセと対処方法

    よくやる襲撃が、ゴミをどんどん生み出すプログラムを置いていくやり方です。ゴミが出てくるだけ、といっても凄い量なので前が見えなくなることもあります。大音量で不快な音が鳴っていることもあります。SIM(シム)も重くなります。

    どんどんゴミを出す襲撃

    ゴミのタイプによっては犯人を簡単に特定することができます。ゴミを右クリックできたら、編集メニューを出してゴミの持ち主の名前を確認したり、リンデンラボに通報することもできます。ただし、こういった行為は、その日に生まれた使い捨てアバターなどで行われるようです。

    むかつくグリーファーが特定できたら、リンデンラボに通報です。何もやらないよりは、きっとよいと思います

    もっと悪質なのが、動けなくなるようなイヤガラセです。筆者が体験したものには、アニメーションの許可を求めるメッセージを大量に送ってくるというイヤガラセプログラムがありました。

    このイヤガラセ攻撃を受けたときは、動けなくなったばかりでなく、マウスやキーボードで視点を動かして攻撃の発生源を探すこともできませんでした。何度かこの手のイヤガラセを体験しているうちに、地図を開いて移動したい場所をクリックすると移動ができることに気がつき、一部については筆者でも対処できるようになりました。

    お買い物に出かけたら、動けなくされてヤク中のようなことを叫ばされたイヤガラセ

    これも動けなくするイヤガラセ。隣の店の地下に置いてあるのを見つけることができたので、削除できました

    ちなみに、アニメーションの許可を求めるメッセージは日本語でみたら、何のことやら意味がわかりません。昨年春にセカンドライフの日本語版が出たと話題になりましたが、いまだにこのレベルです

    わたしもイヤガラセの発生源!?

    自分では想像してないのに、相手にとってイヤガラセになってしまうことが、この世界でもあるようです。

    夏のころ、ハイヒールの音の出る靴が一部の女子アバターの間で大きな話題をさらいました。わたしも、まだそんな靴がとても高価なものだった頃、1カ月間がんばって貯金をして買いました。

    で、やっと手に入れたハイヒールが嬉しくて、最高音量でカッカッカッと歩き回っていたのですが、あるとき、これって「うるさいかもしれない……」ということに気がついたのです。キャンプをしているとき、ひっきりなしに音を出しているアバターがいて、とても耳障りだったからです。

    セカンドライフは、けっこう音で楽しめるところがあります。効果音もしかりです。音に方向性を持たせているなど、なかなか技アリです。IMの着信音といった実用的な音も大事です。さらにインターネットラジオを流しているところもあり、ラジオを聞くために通っていたキャンプ場もあります。

    そんな世界なので、場所もわきまえずに最高音量で歩き回るのは、あまりほめられたことではない、と思うようになりました。

    グリーファーによる襲撃が頻発すると、こんなんで防御したくもなります。なお、写真のものは形だけのものですが、襲撃できる武器や襲撃されると体力が減る仕様のシムもあります

    場所柄をわきまえないといえば、たとえば、女子アバター限定の場所に、男子アバターがやってくるのもルール違反です。ウェブでも掲示板などに不適切な書き込みをする人は、IDを無効にされたり、IPを制限されたりするように、セカンドライフでも土地のオーナーは不適切なアバターを入れないように設定できます。

    ただし、毎回新規アバターで来られては防ぎようがありません。そんなハラスメントに一時期悩まされていた友人がいます。バーを開いてまもなくの頃、毎日のように「オマエほんとセンスないなあ。この店臭いでー」といったことを言いにくる誰かがいる、と落ち込んでいました。

    ところで、イヤガラセといえば、地上げ屋なども一時横行していたようですが、土地関係は別の機会にご紹介したいと思います。

    点検してたら、一発、間違って発射してしまいました。大家さん、ごめんなさい

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