【レポート】
ウォルト・ディズニー・ジャパンは22日、3月1日から携帯電話事業を開始すると発表した。ソフトバンクモバイルと協業してシステムやネットワークを借り受け、ディズニー独自の端末やコンテンツを供給する。20~30代の女性を主なターゲットとし、同社では「ディズニーマジックを体験してもらいたい」(ウォルト・ディズニー・ジャパン ポール・キャンドランド社長)と意気込む。
ディズニー・モバイルの携帯事業は、従来の携帯新規参入とは異なり、基地局の設置やシステムの構築はすべてソフトバンクが担当するため、サービス開始時点から全国エリアで3Gのネットワークが利用でき、携帯電話としてはソフトバンクと同様に通話やインターネットが使える仕組みだ。
ソフトバンクとの大きな違いは、ディズニーが抱える豊富なコンテンツが利用できる点だ。現在同社では携帯向けに23の公式コンテンツを提供。ディズニー・モバイルのユーザーはそれらの公式コンテンツを追加料金不要で利用できるようになり、たとえばディズニーの着うたや着ボイス、壁紙、ムービーなどを自由にダウンロードできる。通常の公式サイトでは月額105~315円が必要となるが、ディズニー・モバイルユーザーであればこれが不要となる。
さらに端末には内蔵コンテンツとしてディズニーの音楽やムービー、ゲームなどのディズニー・モバイル限定コンテンツを搭載。ソフトバンクモバイルのHTMLメール「アレンジメール」も利用でき、オリジナルのマイ絵文字やDisney絵文字、メール背景のテンプレートなどを提供。さらにオリジナルの壁紙やメニュー画面を一括変更するデザインテーマ、オリジナルゲームといったオリジナルコンテンツも提供することで独自性を打ち出し、今後もこういったコンテンツをリリースしていく考えだ。
サービスではユーザーに対して「@disney.ne.jp」というメール用ドメインを提供する。ほかにも、ディズニー・モバイルの利用でポイント(100円につき1ポイント)がたまる「ディズニー・マジックポイント・クラブ」では、ディズニーのDVD作品や音楽CD、キャラクター商品に加え、携帯の電池パックや充電池などとも交換できる。
ソフトバンクの端末は「Y!ボタン」からインターネットにアクセスする仕組みだが、これを「Dボタン」に変更。ディズニーオリジナルのポータルサイトから数千の公式サイトにアクセスできるほか、今日の運勢やブックマーク、限定コンテンツなどにアクセスできる。公式サイトはディズニー・モバイルによるもので、ソフトバンクの公式サイトとは一致しない。
利用するための料金プランに関してもソフトバンクに準じ、「ホワイトプラン」「Wホワイト」「ホワイト家族24」「パケットし放題」といった料金プランを選択できる。ディズニー・モバイルユーザー同士だけでなく、ソフトバンクとも料金プランの相互乗り入れに対応しており、たとえばホワイトプランでは、深夜1時から夜9時までの間、ディズニー・モバイルユーザー同士・ディズニー・モバイル・ソフトバンクユーザー同士の携帯電話の通話料が無料になる。その他の通話料などはソフトバンクと同様だ。
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