【インタビュー】
--今回のCESでは、ソニーから北米市場向けのさまざまな新製品が登場していますね。日本ではすでに発表済みのものも多いですが。
Rollyは、爆発的に売れるというものではありませんが、ソニーの意気込みや挑戦する気持ちを伝えることができる製品です。販売会社の立場からも、ソニーがこうした製品を投入できることを大変うれしく思っています。ソニーの躍進につながる意味のある製品です。
また、電子ブックのソニーリーダーは、昨年に比べて3 - 4倍の実績になっています。この売れ行きを見て、新たな市場を創出する可能性を持った製品であることを強く感じます。ソニーリーダーは、環境に対しても配慮した製品といえますから、この点でもチャンピオンモデルだといえます。デジタル一眼レフカメラについては、α100で1年間続けてきて、それが限界に近づいていましたが、α700に続き、今回新たにα200を投入したことによって、ラインアップが整ってきた。これによって、専門店ルートへの販路を拡大できるようになる。飛躍へとつなげていきたい。さらに、ポータブルナビゲーションシステムNAV-Uの新製品を投入し、4 - 5月には販路を拡大する予定です。
--ビデオカメラは、北米において多くの製品をラインアップしていますね。
ハンディカムは、17機種を投入しています。当社は、北米市場において60%のシェアを獲得しています。このシェアを維持するには、これだけの機種が必要だともいえます。さらに、いまはさまざまなフォーマットがありますから、その対応機種を増やしていくと、必然的に機種数が増加します。そうした点を考慮すると、決して多すぎるというわけではありません。
--一方で、リアプロの撤退を発表しましたが。
リアプロ市場の縮小は、この1年で極めて顕著でした。北米のユーザーは、約3割が壁掛けをしたいといっていますが、女性の声だけを調査すると、100%近くが壁掛けにしたいといっているほどです。その点では、壁に掛けられず、一定の奥行きが必要となるリアプロは、選択肢から落とされることになる。これも、リアプロ市場縮小の要因のひとつです。
--北米における今後のソニーのビジネスはどうなりますか。
前任の小宮山(英樹氏、現英Sony Ericsson社長)から、スタン・グラスゴーに社長が代わっても、拡大路線は変わりません。強気の戦略はそのままです。社員数も増やしている。ソニーは新たなものに挑戦し、新たな領域に挑んでいきます。
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