マツダは、今春日本に登場する予定のアテンザをスポーティに仕上げた「アテンザ マツダ スピードコンセプト」を主役にした。欧州ですでに登場しているとはいえ、発売前のモデルをカスタムして登場させるのは珍しい。「スピードコンセプト」は他にもデミオやロードスター、RX-8でも展開している。「ベリーサ キコナシスタイル」や各モデルの「クールスタイル」はドレスアップ系のカスタム。上質さやこだわりなど、ひと味違うクオリティを求めている。

「ロードスターNR-A」は純粋スポーツモデル。車高調整機能付きビルシュタイン製ダンパー、トルクセンシング式スーパーLSDなどを満載したパーティレースのベース車両だ。ロールバーセット、牽引フックなどのオプション装備に、競技用シートベルトを装備すると、ナンバー付き車両でのレース参加が可能になる。

三菱自動車は山のようにランエボXを並べたが、ほとんどは競技車両なので後述するとして、目立っていたのは「ギャランフォルティス LOWRIDER」。三菱と日本ペイントのコラボレーションによるドレスアップカーで、マジョーラ(偏光性塗料)による炎デザインのペンとがなんとも派手だ。インテリアもそれに合わせて赤系でまとめられ、70mm下げられた車高で迫力を増している。

スバルの「レガシィ B4 S CONCEPT」は"究極のグランドツーリングカー"がコンセプト。専用のビルシュタイン製サスペンション、フレキシブルタワーバー、ブレンボ社製ブレーキシステムを採用し、しなやかで優れた路面追従性としっかり感のある乗り味を両立した。「インプレッサ NA CONCEPT by STI」は専用の2.0L(リッターNA(自然吸気)エンジンを搭載し、STIが独自の装備を施したモデル。優れたレスポンスとシャープな中・高回転域の出力特性を実現しているという。

ダイハツはコペンにエアロパーツを装着した「コペン Ultimated Edition2」や、軽ワンボックスのタントに白木調のフローリングやベージュのカーテンを施した「タント "Mama&Kids"バージョン」を展示した。

マツダ アテンザ マツダスピードコンセプト

マツダ ロードスターNR-A

マツダ ベリーサ"キコナシスタイル"

三菱自動車 ギャランフォルティス LOWRIDER

スバル レガシィ B4 S CONCEPT

スバル インプレッサ NA CONCEPT by STI

ダイハツ コペン Ultimated Edition2

ダイハツ タント "Mama&Kids"バージョン