【レポート】

今週の秋葉原情報 - Phenom初のBlack Editionが発売に、ほか初売り特価情報など年末年始の話題

1 兄貴の"公約"通り発売 - Phenom 9600 Black Edition

    大塚実  [2007/12/29]

    いよいよ2007年もあと数日となった。この時期はショップとしては書き入れ時なのだが、新製品の種類はあまり多くないので、メディアとしては辛いところ。とはいえ、年末ギリギリに駆け込みで発売される製品もあったりするので、今回はそういった「なんとか年内に間に合わせました」的な製品を見ていこう。

    PhenomでもBlack Edition

    AMDのクワッドコアCPU「Phenom 9600 Black Edition」が発売となった。"Black Edition"という名称から分かるように、これは動作クロックの内部倍率が可変となっているモデル。定格は2.3GHzだが、バス速度を変えずに動作クロックだけをオーバークロックすることができる。価格は32,500円~34,000円前後。

    予定通り発売された「Phenom 9600 Black Edition」

    OPNは「HD960ZWCJ4BGD」。通常版とは真ん中の"Z"だけ異なる

    倍率が可変となっていること以外は、すでに発売されているPhenom 9600と同じ。Black Editionではあるが、CPUクーラーも付属している。ちなみに通常版の9600だが、現在受注停止になっているようで、ショップによっては売り切れとなっている所もあった。

    売れ行きは「まあまあ」といったところ。まだPhenom自体がそれほど売れていないということもあるが、現在の最上位モデルであり、一部マニア層の購入が中心となっているようだ。

    Pico-ITXのベアボーンが国内発売

    VIA Technologiesが先日発表したPico-ITXのベアボーンキット「ARTiGO A1000」だが、やはりというか、国内でも販売が開始されている。入荷したのはT-ZONE PC DIY SHOP、パソコンショップ アーク、高速電脳で、価格は40,680円~42,800円。Pico-ITXマザーボードは単体でも33,000円程度で販売されているので、ケースや電源が付属してこの値段はお買い得と言える。

    思ったよりも小さいパッケージの「ARTiGO A1000」

    ケースは光沢のあるブラック。天井の蛍光灯が反射している

    パッケージの中にはPico-ITXの箱がそのまま入っている

    同梱のマザー。ヒートシンクは専用形状に変更されている

    同梱されているのは、Pico-ITXマザーボード「EPIA PX10000G」、ケース、DC-DC変換基板、ACアダプタなど。このほか必要なHDD(2.5インチ)、メモリ(SO-DIMM)、OSは別途購入することになる。ちなみにこのケースは5インチベイに搭載可能なサイズとのことだが、搭載した場合のメリットは不明。

    EPIA SNの量産版がようやく登場

    VIAからはもう1つ、Mini-ITXマザーボードの「EPIA SN」も新発売。厳密に言えば、9月に極少量の入荷があったのだが、これは「先行出荷」という扱いで、あっという間に店頭から消えていた。ショップによれば、今回の製品が量産版ということで、上位モデルの「EPIA SN18000G」が30,000円~31,500円前後と、価格も下がっての再登場となっている。

    ようやく量産版が登場した「EPIA SN」シリーズ

    EPIA SNシリーズの特徴は、CN896チップセットの採用により、EPIAシリーズとしては初めてPCI Expressに対応したことだ。マザーボード上にはPCI Express x16スロットが1つ用意されており、グラフィックカードの増設などが可能となっている。また内蔵グラフィックは「Chrome9 HC」コアに強化されており、Windows Vistaにも対応した。

    搭載CPUはC7で、動作クロック1.8GHzの上位モデル「EPIA SN18000G」と、1.0GHzの下位モデル「EPIA SN10000EG」の2種類がラインナップ。動作クロックのほかに、SN18000Gはファン付き、SN10000EGはファンレスといった違いもある。価格差は3,000円程度で、SN10000EGの方が安い。

    上位モデルの「EPIA SN18000G」はファン付き

    下位モデルの「EPIA SN10000EG」はファンレス

    今週のネタ2連発

    TSUKUMO eX.でさりげなく展示されていたのが、ECSの「Extreme Transformer」という、わけの分からないオブジェ。明らかに某映画に便乗したものと思われるが、非売品ということなので、優しくスルーするのがベスト。

    ECSの「Extreme Transformer」。主にI/Oで構成

    わざわざパッケージまで用意する凝りよう

    T-ZONE PC DIY SHOPには、「MSI神社」なるものが登場。何とも説明しようがないので写真を見て欲しいが、画面上でおみくじが引けるようになっていた。システムはMSIのノートベアが使われているようだ。

    これが「MSI神社」。奥の画面におみくじが

    試しに引いたら「末吉」が出た。微妙

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