【レビュー】
STRATA FOTO 3D[in]は、デジタルカメラで撮影された写真から3Dモデルを作り出すツールである。オブジェクトの形状とテクスチャーは自動的に各写真から抽出され、モデリングを行わなくても高品質な3Dモデルを生成することができる。単体のアプリケーション版も発売されている製品だが、プラグインであるSTRATA FOTO 3D[in]はPhotoshop CS3 Extendedの3Dレイヤーとの連携が強化されている。
3Dモデルを生成するための一連の処理は、まず撮影した写真をSTRATA FOTO 3D[in]に読み込み、マスキング、モデリング、テクスチャー処理を行って3Dモデルを作成。処理後のデータは、Photoshop CS3 Extendedの3Dレイヤーに格納される。処理は自動と手動を使い分けることで迅速に行うことができる。あとは必要に応じて撮影した写真をPhotoshopへ読み込み、背景をマスキングする。その後、STRATA FOTO 3D[in]で、写真から形状とテクスチャーを自動的に抽出し、3Dモデルが作成される。必要に応じてポリゴン密度を調整するなどし、完成後の3DモデルはPhotoshopの3D Extendedのレイヤーに保存される。
準備において重要なのは、撮影用のキャリブレーションマットである。キャリブレーションマットはメインツールバーの「マット印刷」ボタンをクリックすることで印刷できる。この上にデザインされたドットパターンの位置関係をSTRATA FOTO 3D[in]が解析することで写真を3D化させることができる。
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【図01】基本的な撮影のセッティング状態。オブジエクトのカラーリングに合わせて背景色を変更するとよい。ちなみに写真の紙コップは一般的な紙コツプに黒い紙を貼り付けている |
【図02】100円ショップで手に入れた直径25cmの園芸用ターンテーブル。ターンテーブルの有無は撮影結果に大きく影響するので用意しておきたい |
出力されるマットはA4サイズだが、キャリブレーションマットを拡大コピーまたは分散出力して貼り合わせれば、一般的なサイズのものなら取りむことができる。ただし、大きなものは取り込み時の撮影が少し面倒になる。また、プリンタで出力したキャリブレーションマットは厚手のケントボード紙、あるいはマニラボール紙などに貼り、平面性を確保した方が良好な結果を生む。まず【図01】のようにしっかりとしたターンテーブルの上にキャリブレーションマットを乗せ、その上に紙コップなどを置き、さらに撮影したい物を乗せる必要があるが、ミニカーのようなものであればターンテーブルに直に乗せて撮影しても問題はない。なお、100円ショップ等で【図02】のように、しっかりとした園芸用のターンテーブルが入手可能なので活用すると良いだろう。
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