【インタビュー】
ソネットエンタテインメントが提供するSNSの無料開設サービス「So-net SNS」。同SNSのユーザーに調査した結果、SNSが盛り上がるためのいくつかのポイントが見つかったという。そこで、調査を担当した同社ポータルサービス事業部門 CGMサービス部 SNSチーム チームリーダー 千輝仁氏にSNSを活性化させるポイントについて話を聞いた。
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ソネットエンタテインメント ポータルサービス事業部門 CGMサービス部 SNSチーム チームリーダー 千輝仁氏 |
まずはSo-net SNSの概要を説明しよう。So-net SNSは、「mixiなどの大手SNSと違うSNSを作りたい」という意図で始められたSNS開設サービスだ。OpenPNE(オープンソースのSNSエンジン)を利用し、無料でクローズドコミュニティを作成することができる。2006年6月のサービス開始以来、約2万のSNSが開設され、ユーザー数は10万人に上る。So-net IDを登録すれば誰でも開設でき、開設したSNSは招待制かオープン制かを選ぶことができる。オーナーをサポートする「オーナーズSNS」もあり、質問を受け付けたり、オーナー同士で交流したりできるようになっている。PC版に加え、携帯電話からの参加・投稿・閲覧も可能だ。
ではSo-net SNSの中ではどのようなSNSが盛り上がっているのだろうか。千輝氏によると、「某オンライン対戦アーケードゲームSNS」がもっとも人気だという。参加者は1万人を超える。「4人でチームを組んで他のゲームセンターのチームと戦うというゲームのため、SNSと親和性が高かった」(同氏)と見られ、攻略情報や地域ごとのコミュニティが盛り上がっている。
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無料でSNSを作成できる「So-net SNS」 |
上記の例とは別に独特の盛り上がりを見せているのが、「なりきり系SNS」だ。たとえば、乙女系ゲームと呼ばれる、女性主人公が男性キャラクターとの恋愛を楽しむ恋愛ゲームなどが舞台となる。一般参加者とゲーム内キャラクターとなって参加する人とがSNS内でコミュニケーションをとるものだ。なりきりキャラはオーナーの募集に応募した人から選ばれる。キャラクター版権を持つ企業が運営に関わることはなく、あくまでユーザーベースで運営されており、参加者のアクティブ率が高い点が特徴だ。
「アイドルファンクラブSNS」も盛り上がるようだ。元は掲示板などのベースがあり、その仲間が集まってSNSを作ったケースが多い。掲示板が持つパワーと、SNSという仕組みがうまく働いて、アクティブ率も高く盛り上がるという。中にはアクティブ率90%を維持するSNSもあり、オフ会なども活発に開かれる傾向にある。
SNS全般を見ると、「一般的なテーマよりコアなテーマのほうが盛り上がるようだ」(千輝氏)。
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