わかりやすい操作で誰でも快適に使える「ビエラリンク」
他社に先駆けて「ビエラリンク」を実現したパナソニックは、操作性としては最もオーソドックス。レコーダーやホームシアター機器の操作はリモコンの「ビエラリンク」ボタンから行う(写真2-1)。シンプルな操作系で非常にわかりやすい。操作メニューも「見ている番組を録画」など、目的別のわかりやすい名称になっている(写真2-2)。また、レコーダーの操作を選ぶと、画面は「ディーガ」の操作一覧画面に切り替わっている(写真2-3)。以後の操作はすべて「ディーガ」単体での操作と同じだ。また、番組の再生時には、リモコンの十字キーで早送りや一時停止などを行うことができ、画面にもガイドが表示される(写真2-4)。
「ディーガ」での録画予約は、メニュー操作では「ディーガ」の番組表を使った録画予約操作となるが、テレビの番組表からでもディーガへの録画予約が可能(写真2-5)。この場合は、録画予約時に録画先のレコーダーの名称が表示される。テレビとレコーダーの連係操作では、テレビ側とレコーダー側の番組表を混同してしまうこともあるのだが、パナソニックの場合はどちらからでも予約操作ができるようにして、ユーザーの混乱を防いでいる。このあたりも実にパナソニックらしい親切な配慮だ。
こんな人におすすめ
操作のわかりやすさでは定評のあるパナソニックだけに、「ビエラリンク」もわかりやすさを重視した操作系になっている。入力の切り替えや操作のレスポンスも良く、スムーズに使えることも特筆できるポイントだ。最新のAV機器に苦手意識を持っている人には最適な機器と言えるだろう。
主な「ビエラリンク」対応機器