KDDIはデザイン携帯「INFOBAR 2」のタッチ&トライイベント「au design project museum」を東京ミッドタウン・ガレリアエリアのアトリウムにて開催している。12月1日の発売に先駆け、カラーごとに設置された展示ブースにて実際にINFOBAR2を操作、体感することができる。

INFOBAR 2 SILVERブース。窓の外には「江戸切子」のクリスマスツリーが

au design project第7弾となるINFOBAR 2のデザインコンセプトは、「まるで四角い飴が口の中で溶けて丸みを帯びはじめたかのようなかたち」(プロダクトデザイナー・深澤直人氏)。実際に触ってみると、表面の丸くなめらかな感触がどこか懐かしく、ちょうど良い重さも手伝いしっくり手に馴染む感覚だった。

INFOBAR 2

展開されるカラーは、SILVER、MIDORI、NISHIKIGOI、WARM GRAYの4色。中でも、MIDORIは他の3色と異なり、表面にシボ加工が施されており、マットな手触りと新鮮なカラーが印象的だ。レッド系をビビッドにデザインしたNISHIKIGOIは、初代INFOBARのシンボルともいえる同名カラーの進化形で、今回も若年層のユーザーの注目を浴びること間違いなしの一品。また、落ち着いた温かみのあるシックなタイルパターンが魅力のWARM GRAY、シンプルでスタイリッシュなSILVERは幅広い年齢層のユーザーの支持が見込まれている。

INFOBAR 2 MIDORIブース

INFOBAR 2 NISHIKIGOIブース

INFOBAR 2 WARM GRAYブース

INFOBAR 2は、2006年10月に発表したコンセプトモデル「INFOBAR 2」とサイズ・デザインはほぼ同様だが、今回、製品化されたモデルは、ストレートタイプのスタイリッシュなボディでありながらワンセグに対応している点が特徴。ワンセグのシンボルであったアンテナは内蔵されているためボディの凹凸は限りなくゼロに近く、キャンディのようななめらかな曲面で仕上がっている。また、付属品の卓上ホルダはワンセグを視聴し易いよう横型構造になっている。

卓上ホルダにはめ込むとこんな感じ。ちょっとわかりづらいがいい具合に角度がつき、画面が見やすい
※ディスプレイ部分には画像処理を施してあります

このほかの機能は、197万画素のオートフォーカスカメラ、音楽プレーヤー機能(SD-Audio)、OCR機能、おサイフケータイ、赤外線通信、ICレコーダーなどを実装している。またauのサービスでは、着うたフルやLISMOに対応しており、EZガイドマップ、EZナビウォーク、災害時ナビなどのGPSサービスの利用も可能だ。

デザインを含め、これだけ機能が充実していると操作性に不安を隠せないユーザーもいるだろう。しかしINFOBAR 2では、液晶下部に操作をガイドしてくれる文字が表示されるので、「機種やメーカーによって異なる特殊なアイコンを覚えなくても簡単に操作できる」という声も多数寄せられているという。

さらに、バッグとラゲージの総合メーカであるエースの「ACE60」とコラボレーションした携帯専用キャリングケース(全5色)も限定販売している。こちらは残りわずかなので購入予定がある方は予約を急いだ方がよさそうだ。

5つのカラーバリエーションを取り揃えた携帯専用キャリングケース

イベントスペース内には、KDDIの歴代デザイン携帯のショーケースも設置されている。初代「INFOBARはもちろん、真っ赤なボディが新鮮だった「W11K」など懐かしい機種がずらり勢ぞろい。デザイン携帯ファンには嬉しい展示だ。

INFOBAR(2003)

W11K(2003)

talby(2004)

PENCK(2005)

neon(2006)

MEDIA SKIN(2007)

また、カラーごとに設置された各ブースでは、有機ELを搭載した液晶で、臨場感ある動画コンテンツを体感してスタンプを集めるスタンプラリーを実施している。スタンプ2個でINFOBAR 2オリジナルストラップがプレゼントされる。

ストラップはとても小さくてかわいらしい

「INFOBAR 2」にちなみ、"2"の形に並べられていた

「au design project museum」は、六本木の東京ミッドタウン・ガレリアエリアのアトリウムにて、12月6日までの期間中毎日12:00~20:00まで開催されている。展示場の外には、東京ミッドタウンが迎える初めてのクリスマスを記念してつくられた、ガラス伝統工芸「江戸切子」の巨大クリスマスツリーが設置されており、がラス越しに見えるツリーが会場を一層華やかにしている。