【レビュー】

オフラインでも使える次世代Web OS「XIOS/3」を試す!

1 美しいグラフィックスで魅了!

    湯木進悟  [2007/11/21]

    Xcerionのプレスロゴ

    スウェーデンのXcerionは、同社が独自に開発を進めてきたWeb OS「Xcerion XML Internet OS/3」(XIOS/3、キーオス)最新β版の提供を開始している。Ajaxで動作するXIOS/3は、Internet Explorer 6 / 7に対応。インターネット接続環境さえ整えば、基本的にどのPCからでも利用可能で、XMLベースの豊富なアプリケーションも用意される。

    すでに数多くのWeb OSが登場してきてはいるものの、本稿では、その中でも独特の魅力を備えたXIOS/3に迫るとともに、開発チームを率いる同社CEO兼社長のDaniel Arthursson氏が明らかにする、今後のXIOSの展開に注目してみたい。

    Aeroにも対抗する、こだわりのデスクトップ

    XIOS/3は、間もなく予定されているパブリックβ版の公開を前に、現在は「XIOS Beta Sign-Up」コーナーで登録を終えたユーザーに対して、順次招待メールを出し、利用アカウントを発行している。登録は全て英語で行う必要があるものの、氏名、性別、年齢、居住地域、招待メールの受信を希望するメールアドレスなどを入力するのみで、簡単な手続きとなっている。まずは登録を済ませておこう。

    XIOS Beta Sign-Up

    アクティベーション手続き画面

    その後、招待メールが届いたら、記載されている専用サイトへジャンプして、XIOS/3へのログイン時に必要となるユーザーネームおよびパスワードを決定し、アクティベーション手続きを進めよう。XIOS/3の利用には、PCに「Microsoft Core XML Services(MSXML) 6.0」をインストールすることが求められ、もし必要であれば、自動的にインストール完了後、エンドユーザーライセンスの確認ページへと移動。ライセンス契約条項に同意すれば、いよいよXIOS/3が起動する運びとなる。なお、次回以降は、ログイン専用ページでユーザーネームとパスワードを入力して起動するようになっている。

    XIOS/3の起動画面

    ログイン専用ページ

    これがXIOS/3のデスクトップだ!

    起動後に表示されるデスクトップを見て、その美しい画面に好印象を抱く人も少なくないだろう。そして、Windows Vistaユーザーならば、どこか見慣れたデスクトップを眺めているような気持ちにさえなるかもしれない。というのも、XIOS/3の壁紙には、Windows Vistaにもデザインを提供している、Hamad Darwish氏の最新セレクションを用意。コントロールパネルからワンクリックで多彩な壁紙を自由に選択できるようになっている。アイコンの表示形式も好みのカスタマイズに対応する。

    壁紙には好みの画像を自由に選択可能

    Hamad Darwish氏の最新デザインから壁紙を選択できる

    Hamad Darwish氏のセレクションで実現する美しいデスクトップ!

    常にウィンドウ最下部に表示される、Windowsライクなタスクバーとは対照的に、XIOS/3ならではのデスクトップインタフェースとしては、カテゴリー別にグラデーション表示される左サイドバーがある。プログラムの起動、コントロールパネルからの各種設定、ヘルプの表示、ログオフに至るまで、デスクトップのアイコンをクリックしなくても、カーソルを合わせれば該当メニューが展開し、クイックアクセスが可能になっている。

    左サイドバーから目的のメニューへクイックアクセス可能

    検索ボックスは、両サイドどちらのバーにも用意される

    一方、右サイドバーのスペースには、斬新なデザインの世界時計、カレンダー、検索ボックスなど、多彩なウィジェットを表示できるようになっており、最初にコントロールパネルから地域の設定を済ませておけば、以降のログインでは、前回の自分の設定が自動的に反映される。まるでWindows VistaのAeroで実現するような、ガラスのように半透明になるウィンドウデザインも採用されており、今回のβ版で初公開された美しいデスクトップ環境は、XIOS/3の大きなアピールポイントとなることだろう。

    コントロールパネルで地域設定を済ませよう

    右サイドバーには多彩なウィジェットを用意

    ガラスのように半透明になるウィンドウデザインを採用!

    なお、XIOS/3は、ブラウザ画面内に展開するWeb OSとなっているため、ブラウザの全画面表示機能などを活用して、できるだけ広いデスクトップ領域を確保することをお勧めする。

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