ゼネラル通商ブースでは、業務用のオーディオ機器に混ざって、SENNHEISERのインナーイヤーヘッドフォンの新モデルが展示されていたので、紹介したい。

ブースのほとんどは、業務用のモデルだが、一角だけコンシューマ向けのヘッドフォンが展示されている

新モデルは、同社がクラシックラインと呼ぶ、ラインナップのモデルで、4月に発売された「CX300」の上級モデルとなる。型番は「CX400」「CXL400」「CX500」で、CX300のダイナミックレンジと帯域を広げたモデルとのことだ。

CXL400は、CX400のネックストラップタイプ、CX500はCX400にボリュームコントロールとL字型プラグを装備したモデルとなっており、この3モデルに関しては音質的な差はない。CX400とCXL400はブラック/ホワイト/シルバー/レッド/チタンのモデルが、CX500にはブラック/ホワイト/チタンのモデルが用意される。発売は12月の予定で、オープンプライス。市場価格は現時点では不明だが、CX300よりも1~2ランクぐらい上になりそうとのことだ。

新モデルの「CX500」。低価格ながらバランスのよさと低域のボリューム感に定評のあるCX300上級グレード

CX400 CXL400 CX500
再生周波数帯域 17Hz~21kHz
インピーダンス 16Ω
音圧レベル 113dB(1kHz/1Vms)
質量 約4g(ケーブルを除く)
ケーブル長 セパレータまで30cm/セパレータから1.5m 1.5m 1.0m