【レポート】
マイクロソフトは11日、月例プレスセミナー「2008 Launch Wave」において来年リリースされる予定の次期サーバーオペレーティングシステム「Windows Server 2008」および統合開発環境「Visual Studio 2008」の最新動向を明らかにした。
Windows Server 2008は4月26日に日本語版Beta3が公開されて以来、9月末までに95,028配布を達成しており、9月26日には日本語版RCの提供も開始されている。RC版は公開からわずか数日の9月末までに約10,000ダウンロードを達成しているとのことで、業界における同製品に対する注目度の高さがわかる。
Windows Server 2008 RCには正式版に搭載されるほぼすべての機能が実装されており、日本語版ではすべてのユーザ・インタフェースの日本語化が完了しているという。x86(32bit)版およびx64(64bit)版ではStandard、Enterprise、Datacenter、Windows Web Server 2008の各Editionが、Itanium(64bit)版ではItaniumu-baser Systemsがそれぞれ提供されている。
Windows Server 2008の主な特徴としては、以下の7つのポイントが挙げられるという。
IIS 7ではコンポーネントが従来よりも細かいレベルでモジュール化されており、必要なモジュールの組み合わせによって最小限の構成で堅牢なシステムを構築できるという。また、管理ツールであるIISマネージャでは、非管理者ユーザに対する管理範囲の限定等、よりセキュアな設定が可能となる。
強化されたRemoteAppではアプリケーション毎の公開が可能になったほか、アプリケーション展開の問題が大幅に改善されているという。またTSゲートウェイやTSアクセスによって、セキュアでかつ実用性の高いリモート展開が可能になっている。
NAPとはコンピュータに対してネットワークレベルで利用規制をかけるための機能で、これによって持ち込みPCによる危険性の排除やフレームワークによる包括的な検疫が可能となる。
「Microkernelized hypervisor」とはハードウェア・ドライバを仮想マシン上で実行する仕組みのHypervisorで、Hypervisor層にサードパーティ製のコードが含まれなくなるためより堅牢な仮想環境を実現することができる。また処理速度面では、「VMBus」を利用した従来よりも低いレイヤでのHypervisorとの通信により高速な動作を実現しているという。
Windows Server 2008日本語版は2008年第一四半期の完成を目指しており、「Global Windows Server 2008」のLaunch予定が2月27日、「Japan Windows Server 2008」のLaunch予定が4月15日となっている。
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