Microsoft、Office 2008 for Macの詳細を発表

米Microsoftは、「Microsoft Office 2008 for Mac」の詳細を発表した。最新版は「Microsoft Office Word 2008」「Microsoft Office Excel 2008」「Microsoft Office PowerPoint 2008」「Microsoft Office Entourage 2008」で構成され、2008年1月15日に発売を開始する。

最新版では、Intel Mac向けに書き直しており、Power PCとIntelの両Macでパワフルに動作するという。また、Open XMLフォーマットをネイティブでサポートした。

価格は、「Microsoft Office 2008 for Mac」が399.95ドルより。メディア管理ソフト「Microsoft Expression Media for Mac」を含む「Microsoft Office 2008 for Mac Special Media Edition」は499.95ドルより。

Microsoftのブース。Office 2008 for Macのデモはブースでは見られなかった

Macコミュニティのための仮想化ソフト「Fusion」

米EMC傘下のVMwareは、今年8月に正式版をリリースしたIntelベースのMacintosh向け仮想化ソフトウェア「Fusion」をデモしていた。これまでエミュレータとしては「QEMU Workstation」「Parallels Desktop for Mac」などがあるが、Fusionはこれに対抗することになる。

VMwareでApple製品向けにプロダクトマーケティングマネージャを務めるSerge Robe氏は、「Macコミュニティ向けに1から作り上げた」と自信を見せる。たとえば、MacユーザーのほとんどがWindowsをインストールしたことがないことから、容易なインストールウィザードを提供。プロダクトキーを入力し、CD-ROMを挿入するだけでWindowsをインストールできるという。このほかにも、既存の「Boot Camp」パーティションの自動検出など、使い勝手に気を配ったという。

VMwareでは、10月末にバージョン1.1のリリースを予定しており、日本語にも対応予定という。

「Fusion」Linux、Windowsと主要OSをすべてサポートする

Windows Easy Install画面