【インタビュー】

怪獣好きが高じて実現に至った「一人マーチャンダイジング」とは--テレビ・ディレクター喜井竜児氏に聞く

6 満員御礼「パチモンサミット」

    木全直弘  [2007/09/28]

    ――パチモン怪獣のイベント「パチモンサミット」は、カード蒐集家の堤哲哉さん、漫画家の唐沢なをきさんとおやりになっている催しですが、堤さんとはどこで知り合われたんでしょう?

    「怪獣オモチャを集めてる連中でも、ゴジラやガメラは集めるけどマイナーなオリジナル怪獣はコレクションの範疇外だ、という人がいるでしょ。僕はなんでも好きなんですよ、オリジナルでもなんでも。そういうのを好きで集めてる人っていうのは、以前は非常に少なくて狭い世界でしたから、お互いに情報交換しようと思ったら自然に知り合いになっちゃうわけですよ。今は『パチモンサミット』に100人も集まる時代ですけど」

    ――すると、唐沢さんとの出会いは?

    「雑誌の『HYPER HOBBY』さんに、そこで連載をもっていらした唐沢さんを紹介していただいたんです。その後、やはり雑誌の『フィギュア王』で唐沢さんが"宇宙大暴獣デングー"っていう怪獣を発表されたんですけど、電話で『デングー見ました。どっかから、商品化の話来てますか?』って聞いたら、『来るわけないだろ(笑)』。『じゃ、うちでやらせてもらいます』。それ以来のお付き合いですね」

    宇宙大暴獣デングーのソフビ。これを含め、怪獣のデザインは、いずれも、漫画家の唐沢なをき氏によるもの
    (C)唐沢なをき/アマプロ

    ミドルソフビ・金鯱怪獣キングランパス(陸上型)。劇中でデングーと闘う
    (C)唐沢なをき/アマプロ

    ミドルソフビ・金鯱怪獣キングランパス(海中・飛行型)
    (C)唐沢なをき/アマプロ

    ――直近の「パチモンサミット」である「パチモンサミット2007秋」は、10月13日(土)に催されるそうですが、このイベントはどのくらい続けてこられたんですか?

    「今度が6回目です。半年に1度だから、丸3年」

    「パチモンサミット」のマスコットキャラクターのソフビ。同イベントの入場者全員に配布された
    (C)唐沢なをき/アマプロ

    ――開催のキッカケは?

    「本当に突然ひらめいたんですよ。パチモン怪獣のイベントって誰もやってないから、『それならやろうか』と思って。モノは堤さんがいっぱい持っているし、『フィギュア王』での『パチモン大王』の連載はもう始まってましたから、『唐沢さん何かしゃべってくれるだろうな』と思って。で、『3人でパチモンのトークショーやりましょう』って声をかけたんです。そうしたら、お二人とも快諾してくださって。3人で相談して、『いろんなものを持ち寄って、それについてあーだこーだとお話しましょう』と」

    ――お客さまの評判は、いかがでしょう?

    「おかげさまで毎回盛況で、今回も9月1日に前売り発売して、3日には売り切れてましたから」

    ――今後の喜井さんの活動は、どうなっていくのでしょう?

    「怪獣ファンの中には2種類あって、怪獣がただ好きな人と、怪獣じゃなきゃダメな人がいるんですよ。その『怪獣じゃなきゃダメな人』のための活動をこれからもやっていこうと思ってます。そういう人のツボを突くような仕事をしたいですね」

    ――本日はどうもありがとうございました。

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