【レポート】
Googleサービスを活用しているアドバンストユーザやデベロッパにはもはやお馴染みのiGoogle。本誌は、そのiGoogleで主にUIを担当しているJesse Shieh氏と、Google JapanでAssociate Product Managerとして活躍しているBrad Ellis氏にインタビューをする機会を得た。開発の裏話や今後の展望、お勧めのGoogleガジェットなど、iGoogleにまつわる興味深い話を数多く聞けたのでお伝えしたい。
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米Google Software EngineerのJesse Shieh氏 |
iGoogleとは、Google検索のパーソナライズホームページで検索ページにGoogleガジェットと呼ばれるポートレットを貼り付け、自分好みのホームページを構築できるサービスである。検索ページに欲しい機能を配置しておけるため、使いようによっては手放せなくなるくらい便利だ。
以前はGoogle Personalized Homepageの名称で公開されていたが、今年4月にiGoogleへと名称を変更。それと同時にテーマ機能が追加され、一般ユーザにとっても馴染みやすいように改善されてきている。筆者の周りでもiGoogleをブラウザのホームページに設定する人が増えており、今とても熱いサービスだと言える。
では、同サービスはそもそもどうのような経緯で始まったのか。まずはその点から解き明かしていこう。
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Google Japan Associate Product ManagerのBrad Ellis氏 |
Googleには"20%ルール"というものがある。すでにご存知の方が多いだろうが、念のため説明しておくと、20%ルールとは業務時間の20%ほどを自分のプロジェクトに費やすことができるというものだ。
Shieh氏によると、iGoogleはこの20%ルールから始まったプロジェクトだという。ある1人のエンジニアが「今のGoogleにはホームページのパーソナライズ機能が欠けている」と考えて開始したそうだ。要するに、自分がその機能を欲していたということだろう。
次第に社内のほかのユーザもiGoogleのアイディアに乗るようになり、プロジェクトチームが発足。プレゼンテーションを受けた副社長らも賛同し、一定の開発期間を経てサービス公開に至る。
Googleでは、iGoogleに限らず何百というプロジェクトが同じ要領で発足して運用されている。もちろん、良いプロジェクトも悪いプロジェクトもあるだろうが、iGoogleはそれらの中で特に優れたプロジェクトだったというわけだ。
iGoogle開発の方向性は、コミュニケーションから生まれてくるという。何かアイディアがある場合にはすぐにメーリングリストに流す。どんなふざけたアイディアでも話し合って実験してみる。そして実験結果に従って採用の可否を決定していくわけだ。エンジニア、プロマネ、ディレクタ、バイスブレジデントのブレインストーミングで方向性を議論したりもするという。
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