【レポート】
ニフティとレスキューナウは「防災の日」である1日、両社の運営する災害・防災・危機管理情報サイト「rescuenow@nifty」において、インターネットを利用した防災訓練「ネット防災訓練2007」を実施した。全国で起こりうる大規模災害を想定したシミュレーション防災訓練として2006年に始まり、今回で3回目となる。参加者は想定された災害をもとに被害状況を想像し、PCや携帯電話で掲示板に投稿した。
両社が8月30日に提供を開始した「地域活動支援コミュニティ」では、実際に災害が発生した場合にのみ表示する災害特設ページを設けており、今回は「災害特設」としてネット防災訓練と連動した。平常時はNPO団体と市民をつなぐコミュニティサービス、災害発生時には被災地情報の収集、集約、発信を支援するサイトという二面性を持つコミュニケーションツールとして提供されている。
この特性を活かし、災害発生時にNPOなどのボランティア団体の調整に追われることなく被災地復興に注力させたい考えだ。
ネット防災訓練2007では、レスキューナウが訓練用として想定した被害事象「東海地震」「宮城県沖地震」「大規模災害」を用意。一般市民からの投稿で被災地の詳細な被害状況を収集、集約し、有用な情報として再発信するという訓練だ。PCや携帯電話によるインターネットの利点を活かした手法を用いることで、市民が最も必要とする地域に限定した詳細な情報を提供できるという。
参加者は、サイト内にある「情報投稿サイト」より訓練用に想定された3パターンの被害事象から1件を選択し、1時間ごとに更新される「現在の被害状況」をもとに周囲の被害状況を想像して投稿する。
PCからの投稿は掲示板に書き込む形式で、携帯電話からは電子メールで送信する形式となる。携帯電話からの場合、ニックネームをはじめ、地域、人的被害(けが人・死傷者・行方不明者)、物的被害(浸水・土砂崩れ・冠水・強風等)、被害状況(電気、ガス、水、通信、交通)、避難情報などの質問項目があらかじめ用意されており、質問に沿って状況を入力するだけで、地域に限定した細かい情報を提供できるようになっている。また、写真添付が可能なので閲覧者にリアルな現状を知らせることができる。
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