【レビュー】

平面なのに立体模様が浮かび上がる"3Dデザイン"ノートブックに触れてみた

1 ヒミツは磁性体塗料

    石川ひさよし  [2007/08/17]

    パソコンも個性の時代。ノートブックPCにも、白、黒、グレー、そんなモノクロの世界を飛び出し、ピンクやグリーン、ブルーといった華やかな色合いの製品が登場してきた。今回とりあげるNECの「LaVie G タイプL ベーシック」のNEC Direct専用モデルも、そんな華やかな製品のひとつだ。それも、ただのカラーバリエーションではない。"3Dデザイン"と呼ばれる特別なデザインを採用しているのだ。

    LaVie G タイプL ベーシック(3Dデザイン:ガーネット)

    3Dデザインは、塗装面が名前のとおり立体的に見えるのが特徴。あくまで塗装面は平らで天板の厚みもそのまま。なのに見つめていると立体的なデザインが見えてくるから不思議だ。そしてこの3Dデザインは、例えば立体物を撮影してプリントしたような特定の方向からしか立体に見えないものとは異なる。どの方向から見ても同じように立体的に見えるのだ。写真にしてしまうとわかりにくいトコロもあるが、実際には奥行き感を伴ってまるでホログラムを見ているようなイメージ。まずはこの3Dデザインをお楽しみ頂こう。

    液晶天板に塗装された3Dデザイン

    キーボード上部にも3Dデザイン。液晶を開いた状態でも存在感をアピール

    3Dデザインのヒミツは「磁性体塗料」にある。NECによれば、金属を含む磁性体塗料を塗装した後、塗装が乾く前に"磁界"をかけると、塗料に含まれる金属が特定方向に変化する、という仕組みだそうだ。3Dデザインでは、"向き"を持った金属が光を反射することで、奥行き感を伴う立体的なデザインが浮き上がる。

    3つの角度から3Dデザインを撮影してみた

    平面であるのに光線の角度に合わせ…

    光を反射する部分も変わる

    この格子状の立体感と、艶のあるカラーはどことなくエナメルバッグのようなシックなイメージ。この3Dデザインを用いたカラーバリエーションは3色で、今回のガーネット(赤)のほか、サファイア(青)、トパーズ(黄)が用意されている。なお、販売店店頭などに設置されている「NEC Directスポット」では、この3Dデザイン製品の実物を展示している。興味を持たれた方は、足を運んで実物を確かめてみるのも良いだろう。

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