それぞれの衝突跡は「画像」「名称(参照先の記述をそのまま記す)」「国」「位置」「直径」「クレータができた時期(100万年単位)」「一言メモ(同センターのサイトとWikipediaを参照した)」で説明する。
Vredefort(フレデフォート・ドーム)
南アフリカ共和国
S 27° 0'
E 27° 30'
300km
20億2300万年 ± 400万年
世界最大で2番目に古い隕石衝突跡。世界遺産に登録されている。
Sudbury(サドベリー隕石孔)
カナダ
N 46° 36'
W 81° 11'
250km
18億5000万年 ± 300万年
隕石の衝突により生成したマグマから形成されたニッケルや銅の鉱山地帯になっている。
Chicxulub(チチュルブ・クレーター)
メキシコ ユカタン半島
N 21° 20'
W 89° 30'
170km
6498万年 ± 5万年
恐竜絶滅の原因とされている衝突跡。地表には現れていない。磁場の分布で確認されている。
Popigai(ポピガイ)
ロシア
N 71° 39'
E 111° 11'
100km
3570万年 ± 20 万年
衝突の衝撃により、衝突地点から半径13.6キロのところにダイヤモンドが生成された。
Manicouagan(マニクアガン・クレーター)
カナダ
N 51° 23'
W 68° 42'
100km
2億1400万年 ± 100万年
Acraman(アクラマン・クレーター)
オーストラリア
S 32° 1'
E 135° 27'
90km
5億9000万年
中央の丸いアクラマン湖とそれを取り囲むゲアドナー湖などの塩湖となっている。
Chesapeake Bay
米国
N 37° 17'
W 76° 1'
90km
3550万年 ± 30万年
993年の石油探査によって存在が明らかになった。
Puchezh-Katunki
ロシア
N 56° 58'
E 43° 43'
80km
1億6700万年 ± 300万年
衝突跡は地表には現れてない。植生の違いとして現れている。
Morokweng
南アフリカ
S 26° 28'
E 23° 32'
70km
1億4500万年 ± 80万年
地表には現れていない。2006年のドリルで地下770メートルから直径25センチの隕石などが発掘されている。
Kara
ロシア
N 69° 6'
E 64° 9'
65km
7030万年 ± 220万年
地表には現れていない。