【レポート】
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| ソフトバンク 孫正義社長 |
既報の通り、携帯電話事業に本格参入してから初めての新年度を迎えたソフトバンクの第1四半期連結決算は、増収増益の好調な滑り出しで始まった。決算説明会で代表取締役社長の孫正義氏は「単にボーダフォン(携帯電話事業)を買収したというだけではなく、基幹事業としてやっていけるのではないかとの手ごたえを感じている」と述べ、携帯電話までを含めた総合通信事業者としての、ここまでの状況を振り返った。
今回の決算発表の前日には、7月の携帯電話契約数動向が電気通信事業者協会(TCA)から発表されていた。ソフトバンクモバイルの純増数は22万4,800契約で、KDDIの19万1,200契約、NTTドコモの8万1,400契約を抑え、3カ月連続で1位を獲得している。これについて孫社長は「競争があるので、ずっと1位というわけにはいかない。勝つときがあれば、負けるときもある」としながらも、この3カ月での累計純増数が1位になっていることを指摘「存在感を少しは示すことができたのではないか」と語り、控えめな口調ながら自信を示した。
この結果は、各社の業績にも色濃く反映されている。この四半期での営業利益をみると、ソフトバンクは対前年同期比44.9%増の787億4,600万円、KDDIは同15.6%増の1,409億円であるのに対し、NTTドコモは同25.2%減の2,039億円だ(いずれも連結)。ソフトバンクの場合、同社が買収した旧ボーダフォンの業績が前年度の連結決算に組み込まれたのは2006年5月からであることから「45%増といっても、実力値では3割程度の伸びかもしれないが、少なくとも競合2社に比べ、着実に前進できたとはいえる」(孫社長)とみている。
同社は昨年携帯電話事業に参入するにあたり、課題であると同時に前進していくための条件として、ネットワーク、端末、コンテンツ、マーケティング(料金/ブランド)の4つを挙げ、これらを大きく改善することができたことが「純増数No.1」の座に就けた理由であると分析している。
中でも、同社のユーザー獲得で強い推進力になったと思われるのは、料金であろう。
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