【レポート】

いま知るべきRubyCocoa - Mac OS X Leopard最新情報

1 RubyCocoaの概略

藤本尚邦
 
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オブジェクト指向スクリプト言語Rubyとその周辺では、 Ruby on Rails JRuby IronRuby などホットな話題が続いています。そんな中、RubyCocoaプロジェクトでは、10月にリリース予定のMac OS X Leopard(RubyCocoa標準搭載)に向けて、オープンソースソフトウェアRubyCocoa 1.0の開発を進めています。本稿では、そのRubyCocoaの概略をお伝えします。

RubyCocoaとは?

RubyCocoaは、Mac OS Xアプリケーションを開発するためのMac OS Xフレームワーク(*1)です。RubyCocoaにより、RubyでMac OS Xのnativeアプリケーションを開発できます。また、Ruby拡張ライブラリとして、Mac OS X固有の機能(Cocoa)(*2)を活用したRubyスクリプトの開発にも利用できます。

RubyCocoaは、従来のCocoa用の開発言語であるObjective-C(*3)をRubyで置き換えるものではありません。Rubyだけで開発できるのはもちろんのこと、Objective-CとRubyを併用できます。

*1 Mac OS Xフレームワーク
Objective-CあるいはCによる共有ライブラリと、ヘッダーファイル・リソース(各国語メッセージ、GUI構成、画像、音声、その他データ類)を1つのディレクトリにパッケージ化したもの。本稿で「フレームワーク」と書いてある場合、「Mac OS Xフレームワーク」のことを指す。

*2 Cocoa
Mac OS Xアプリケーション開発のためのオブジェクト指向アプリケーション環境。動的で柔軟なオブジェクト指向ランタイムシステム(Objective-Cランタイム)の上に構築されている。「【特集】TigerのCocoaにみるMVCの完成 - スマートなデータモデルを実現するCore Data」なども参照されたい。

*3 Objective-C
Cocoa環境で動作するプログラムを書くためのもっとも基本的なプログラミング言語。C言語に、メソッド宣言・定義やメッセージ送信(メソッド呼出し)を記述するためのSmalltalk風の構文を加えたもの。詳細は、木下誠氏のコラム「ダイナミックObjective-C」を参照。
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インデックス

目次
(1) RubyCocoaの概略
(2) RubyCocoaを使うメリット
(3) RubyCocoaの使用例
(4) BridgeSupport対応による多くのフレームワークのサポート
(5) コントローラクラスとGUI定義ファイルの自動生成・更新のサポート
(6) RubyCocoa 1.0で新たに加わる機能

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