【レビュー】

Core 2 Extreme QX6850を試す - FSB 1333MHz世代、3GHzクアッドコアの実力

1 ついに3GHzを達成したクアッドコア

    笠原光  [2007/07/17]

    Intelは17日、Core 2 Extremeの新型プロセッサとして、Core 2シリーズを通して最も高速となる動作周波数3GHzを達成したクアッドコア・プロセッサ「Core 2 Extreme QX6850」を発表した。動作周波数だけでなく、FSBが1333MHzへと向上していることも大きな改良点だ。それでは、いつものようにその性能をテストして行こう。

    今回試す「Core 2 Extreme QX6850」。ES品で、S-specはQXTN

    まずはQX6850の製品仕様を紹介する。3GHzの動作周波数と1333MHzのFSBは前述の通りで、L2キャッシュは従来製品と同じ8MB(4MB×2)。プロセスルールは65nm、コアステッピングはG-0で、TDPは130W、Tcaseは64.5℃である。価格はExtremeではもうおなじみ、1000個ロット時の単価で999ドルだ。ちなみに、Core 2 Extreme QX6800は登場時の仕様でTDP 130W、Tcase 54.8℃というものだったから、Tcaseがだいぶ改善したことになる。

    さて、QX6800の仕様を"登場時"と紹介したが、このあたりを少し補足しておくと、こちらのNotificationにあるとおり、Intelはつい最近、QX6800のコアステッピングを「B-3」から「G-0」へと移行させている。これにより、QX6800に関してもTcaseは新たに64.5℃となっており、G-0ステッピングであれば、QX6850とQX6800の違いは動作周波数とFSB程度ということになる。

    比較用にQX6800(右)を用意した。QX6850(左)と見た目は変わらない。これはともにG-0ステッピングだが、ちなみにこちらのB-3ステッピングと比べても、外見では違いはわからない

    G-0ステッピングのQX6800が店頭などで手に入る時期は不明だが、Tcaseの仕様から予想するに、少なくともQX6850は当初からG-0ステッピングで投入されると考えられる。Tcaseが10℃近く違えば冷却の難易度も大きく変わってくるから、どうせ買うならG-0ステッピングを選びたいわけで、このあたりも有力な判断材料となるだろう。

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