【レポート】

OpenJPAがApacheのトッププロジェクトへ - JPAのデファクト標準が誕生か

    後藤大地  [2007/06/25]

    The Apache OpenJPA Project Teamは、同プロジェクトがApache Incubatorを卒業し、トップレベルプロジェクトに昇格したことを発表した。Apache OpenJPAは、JSR-220 Java Persistence API (JPA)の実装系であり、ORM(Object Relational Mapping)ツールに位置づけられる。もともと米BEA Systemsによって開発されていたKodo Java Persistence APIをベースにしたプロダクトで、2006年7月25日(米国時間)にApache Incubatorのもとで「OpenJPA」として寄贈されている

    同成果物の最新版はすでにJCP TCK for JSR-220に合格しており、標準仕様と互換性があることが確認されている。また、Eclipse IDEやNetBeans IDEと連動するための機能も用意されているほか、Apache Mavenにおいて活用するためのプラグインモジュールも公開されている。

    BEA Systemsは商用版で保持しているKodo Java Persistence APIをApache OpenJPAの成果物をベースにしたものに置き換えるとしており、BEA WebLogic ServerにもOpenJPAベースの成果物が採用されている。またそれ以外でもApache ActiveMQ、Apache Camel、Apache Geronimo、Apache Ode、Apache OpenEJB、IBM WebSphere Application ServerなどでApache OpenJPAを活用する見通し。Spring Framework、GlassFish、JOnAS Application Server、Sun Java System Application Serverにおいてはすでに統合されている。

    トップレベルプロジェクトになったわけだが、近いうちにコードベースの品質を向上させた最初のメジャーリリースとなるOpenJPA 1.0.0が公開される予定になっている。興味があるデベロッパは1.0.0のリリースに注目しておきたい。

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