【レポート】

MediaFLOの可能性に触れる「MediaFLO Conference 2007」開催

3 MediaFLOプラットフォームの特徴と機能

    南謙治  [2007/06/11]

    クアルコム MediaFLOテクノロジ部門 プロダクトマネージメント スタッフ・プロダクト・マネージャのジム・コイヤー(Jim Coyer)氏は、MediaFLOプラットフォームの特徴と機能について説明。

    クアルコムのジム・コイヤー氏は技術面からMediaFLOの特徴と機能を説明

    MediaFLOは、H.264を利用し、QVGAの画質で30fpsのビデオを実現していること、4時間以上の連続再生ができ、1.5秒以内にチャンネル変更が可能な点を挙げた。また、5~8MHzの帯域幅で20チャンネル程度を配信している。QPSK、16QAMに対応し、ブロードタワーからの遠くなるとフレーム数を落とすといった対応も行っている。1つの電波で複数の放送を配信するが、その中にワイドエリアで展開する放送とローカルエリアで展開する放送を混在している。しかも、エリアを移動してもシームレスに対応できるシステムになっている。

    ディストリビューションシステムとしては、MediaFLO Media Distribution Systemがニュースやスポーツなどの映像コンテンツ、ニュースや音楽ファイルなどのファイルサービス、EPGなどを集めて配信するエンドtoエンドシステムとなっている。各コンテンツを複雑に組み合わせることで、電波の利用効率が高いシステムに仕上がった。

    Verizon向けのMediaFLO対応端末は300ドルほど。ニュースやスポーツを空き時間に5分~10分程度楽しんでいると予想していたが、リサーチによるとライブTVや音楽をコンテンツとして楽しんでいて、視聴時間は30分以上。家の中などどこでも利用されていることが明らかになった。今後は、マスだけでなくニッチへの配信が重要で、特にMyTVなどが流行るのではないかと予想。インタラクティブ性を重視し、視聴者が参加することでもっとオモシロくなるとのことだ。今後、モバイル向けブロードキャストの考え方が進化していくだろうとした。

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