COMPUTEXといえばやはりSiSの動向レポートは欠かせない。VIAはどんどんEmbeddedやUMPCといったシステムベンダーにシフトしてゆく中、独立系チップセットベンダーというポジションにあるのは唯一SiSだけになってしまった。そのSiS、昨年のロードマップはなかなかに悲惨なものだったが、今年は打って変わっていきなり前向きである。もっとも、だからといって急に製品動向が変わる訳ではないのだが。というわけで、SiSのロードマップをご紹介したい(Photo01)。

Photo01:SiSのKevin Yang氏(Engineer, Worldwide Sales, MKT&FAE Division, Technical Marketing Dept.)。肩に1眼レフを掛けているのは、今まさに他所のブースの撮影に行こうとしていたところをとっ捕まって筆者の相手をさせられたから。申し訳ないことをした。