ここから話はグラフィックに移り、SpeakerもDave Orton氏(Photo21)にバトンタッチ。もっとも先日Radeon HD 2000シリーズを発表したばかりなので、さして目新しい話はない。

Photo21:Executive Vice President, Visual and Media BusinessのDave Orton氏。言うまでも無く旧ATIのPresident and CEOである。

それもあってか、Windows Vista環境でのCrossFire性能のすばらしさに話は集中。Direct3D 10対応タイトルが、Radeon HD 2900のCrossFire下でスムーズに動作することを示したあと、最近トレンドとなっているGPGPU(Photo22)に言及。実際にGPGPUを使い、多数のオブジェクトをハンドリングしたり、高度な顔認識を行ったりする処理にRADEON HD 2900が有用であることを披露(Movie03)、最後に今後の展望を示して(Photo23)セッションを締めくくった。

動画
Movie03 (WMV形式 3.32MB 1分23秒)

Photo22:単にグラフィック性能だけでなく、GPGPUとして使う場合にもCrossFireが効果的であることを示した。

Photo23:これはいつもの話。2009年あたりからFusionが入ってくることが改めて予告された。