【レポート】
韓国の携帯電話事業者3社は、2007年第1四半期の実績を発表した。
現在、韓国ではSK Telecom(SKT)、KTF、LG Telecom(LGT)の3事業者が携帯電話サービスを提供している。このうちW-CDMAやHSDPAなど3G以降のサービスを提供しているのはSKTとKTFだ。
韓国政府の情報通信部発表によると、4月末時点での市場占有率は、SKTが50.5%、KTFが32.0%、LGTが17.5%で、SKTが圧倒的優位にある。ただし、最近はKTFの勢いが目立っている。3月からKTFがSKTよりも一足早くHSDPAの全国サービスを開始、これと同時に積極的なマーケティング活動を展開し、HSDPAの加入者数ではKTFがSKTを追い越すという快挙を成し遂げたのだ。
KTFは17日、同社のHSDPAサービス「SHOW」の加入者が50万人を超えたと発表した。SKTは4月末時点で同社のW-CDMAサービスの加入者が23万人程度と述べているので、KTFがいかに大きく差をつけたかが伺える。
KTF好調の裏には積極的なマーケティング活動が挙げられる。たとえば現在、SHOWの文字が目につく頻度はSKTのHSDPAサービス「3G+」よりもかなり多く、それに伴い自然と知名度も上がっているのが現状だ。KTFは市場2位の事業者ということで、ブランド力ではSKTの方がやや上なのだが、KTFは社名よりもSHOWというブランド名を全面に出して大々的に宣伝、これが功を奏しているようだ。
こうした逆転劇もあって、3Gをめぐる加入者確保争いは熾烈を極めている。そうした激戦ぶりは、さっそく第1四半期の成績にも反映されることとなった。
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