Scratchは、MIT Media LabのLifelong Kindergarten GroupがNational Science Foundation(NSF)などの支援を受けて開発した、アニメーションやインタラクティブなコンテンツを開発するためのプログラミング言語だ。

プログラミング言語といっても、対象が8歳以上ということもあり、パズルのようなブロックに書かれた命令を組み合わせるだけで、画像を動かしたり、音を出したりすることができるインタフェースが用意されている。どんな作品が作られているかを知りたければ、ScratchのWebサイト(図1)にアクセスしてみよう。

図1 ScratchのWebサイト

Scratchのダウンロード

Scratchのダウンロードサイトへは、図1右上の「Download Scratch」にあるアイコンをクリックしてメールアドレスなどを登録し、「Continue to Scratch download」をクリックするとたどり着ける。

Windows用にはインストーラ(exe)とZIPファイル、Mac OS X用にはdmgファイルが用意されている。どちらも容量は35~38MBだ。筆者がZIPファイルを展開したところ、約57MBの容量があった。作成するコンテンツのことも考えると、最低でも100MB以上の空き容量は確保しておいたほうがよさそうだ。

あとはこれらを適切にインストールすれば、Scratchによるコンテンツ作成ができるようになる。

では早速、コンテンツを作成してみよう。