【レビュー】
リコーのデジタルコンパクトカメラ「Caplio GX100」(以下、GX100)が発売された。GX100は広角24mm相当からの3倍ズームが最大の特徴だ。MYCOMジャーナルの 「価格情報」 での平均価格は73,112円(4月27日現在)となっている。マニュアル操作を重視し、プロやハイアマチュアから注目を集めているGX100を紹介しよう。
GX100は「Caplio GX8」の後継機として発売された。有効画素数がGX8の824万画素から1001万画素に強化され、レンズのズーム域は3倍と変わっていないが、ワイド端が28mmから24mmへ変更された点が大きい。加えて手ブレ補正機能も搭載された。
外観デザインも大きく変更した。GX8の後継機とはいうものの、28mm単焦点レンズを搭載する「GRデジタル」(以下、GR)に近いイメージにまとめられた。レンズが単焦点かズームかという違いはあるにしても、GRを意識して作ったのだと思う。突起部が多いのでGRより大きく感じるが、スペックをみると幅が4.6mm大きいだけで高さと厚みは同じ。GX100のボディはグリップ部を広く取り、撮影しやすさを重視している。このあたりもGRによく似ている。
GX100のグリップ部にはエラストマーが巻き付けてあり、カメラらしいデザインにかなり食指が動かされた。私の趣味だが、鏡筒部のプラスチックが金属になればもっと良いと思う。
GR100にはビューファインダーが同梱されている(VFキット)。GRのオプションのような光学ファインダーでなく、小型液晶パネルを使ったEVFだ。一般的なコンパクトデジカメと違って、プロやハイアマなどのカメラ好きをターゲットにしているので、接眼ファインダーが必要という判断なのだろう。
しかしこのビューファインダー、小さな液晶に写った画像をレンズで引き伸ばしている感じがして、あまり見やすくはなかった。それでも脇を締めてしっかり構えたいときや、まわりが明るくて液晶モニターが見づらいときは役に立つ。これが用意されているだけでもありがたいと思う。それと背面の液晶モニターも、最近の驚くほどきれいなコンパクトデジカメのそれに比べると、それほど見やすい感じはしなかった。このあたり、もうちょっとがんばってほしいと思う。
電源は基本的に充電式バッテリー。バッテリーの持ちは良く、1日の撮影なら充分持つはずだ。むしろ1000万画素と記録データー容量が大きいので、メディアを多めに持って撮影に出かけたほうがいい。もちろん大容量のSDHCにも対応している。それとありがたいのはGR同様に単4形乾電池も使える設計になっている。こちらはあまり持たないが、出先でバッテリーが切れてしまったときの緊急用としてはとてもありがたい。
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GX100の上面。ワイド端(上)とテレ端(下)。ホットシューが付いているのがいい |
液晶ビューファインダーはホットシューに取り付ける。その右にビューファインダーと液晶ファインダーを切り替えるVF/LCDボタンが付いている |
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液晶ビューファインダーを装着したGX100の右面。ビューファインダーは90度可動する |
液晶ビューファインダー。「GX100 VF KIT」となっているが、GX100だけの販売は行なわれていないので、全部に添付されている |
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