Url Rewrite Filterには今回は紹介した機能に加え、ルールにマッチした際にリクエストやセッション、レスポンスヘッダなどに任意のパラメータをセットしたり、任意のJavaクラスを実行するといった機能がある。以下にすべてのレスポンスに対してCache-Controlヘッダを追加する例を示す。

<rule>
    <from>.*</from>
    <set type="response-header" name="Cache-Control">no-cache</set>
</rule>

ルール定義ファイルで表現するのが難しい複雑なルールが必要な場合は任意のJavaクラスにルールを実装し、ルールとして呼び出すことができるようになっており、柔軟性の高い運用が可能だ。