今週はゴールデンウィーク明けということもあってか、どのジャンルも新製品は少なめ。秋葉原もゴールデンウィークの盛り上がりから、ちょっと一休みという雰囲気だ。その中で注目度が高いのは、まだまだ続いている新作アニメ主題歌のリリースだろう。

『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のEDテーマが発売

今週は『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のエンディングテーマ「星空のSpica」が発売された。レーベルはキングレコードで、価格は1,200円。オープニングを歌っていた水樹奈々同様、こちらもCDには「リリカルなのは」の要素が目立たず、"田村ゆかりのCD"であることがアピールされている。特典も本人の生写真をつけているショップが多かった。

また、劇場公開されている『灼眼のシャナ』の挿入歌で、川田まみが歌う「赤い涙」がジェネオン エンタテインメントより発売。こちらは、プロモーション映像を収録したDVDがセットになっている初回限定版と通常版の2種類が並んでおり、初回限定版が1,890円、通常版が1,260円となっていた。

それ以外にも美郷あきが歌う『怪物王女』のオープニングテーマ「BLOOD QUEEN」がランティスから1,200円で発売。angelaが歌う『ヒロイック・エイジ』のオープニングテーマ「gravitation」が、スターチャイルドより同じく1,200円で発売になっている。どちらもこの春に始まった新番組だ。

アソビットゲームシティでは、田村ゆかりが歌う「星空のSpica」の扱いが大きかった。その横には川田まみのコーナーもあり、どちらもアーティストとキャラクターをうまく配置していた

ヤマギワソフト アニメ館に並んでいた美郷あきとangelaの新譜

ゲームミュージックでは、スクウェア・エニックスの様々なタイトルより戦闘シーンのBGMを集めた「スクウェア・エニックス バトル・トラックス Vol.1」が店頭に並んでいた。1987年から1996年の懐かしいタイトルが、ずらりと21タイトルならんでいる。店頭での販売価格は、2,100円だった。

「スクウェア・エニックス バトル・トラックス Vol.1」は、非常にシンプルなジャケット。裏には、収録タイトルが記されている

『ファイナルファンタジータクティクス』がハードを変えて登場

ジャンルはシミュレーションRPGとなる『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』。もともとはプレイステーション用ゲームだったが、今回PSP用タイトルとしてリニューアルされて発売された。店頭での販売価格は、4,400円前後となっている。「イヴァリース」という、『ファイナルファンタジーXII』などにも登場する世界をベースにしている作品。もちろん、単なる移植ではなくイベントやムービーも追加され、PSPというハードにあわせて、アドホックモードでの通信対戦プレイや共同プレイも楽しめる。

どのショップでも『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』をプッシュしていた

コレクションフィギュアにエヴァの新作がならぶ

バンダイから発売されている『新世紀エヴァンゲリオン』の女性キャラクターコレクションフィギュア「新世紀エヴァンゲリオン PORTRAITS」の新作が発売になった。今回は前作にいなかった伊吹マヤが追加になり、アスカやミサトも水着姿に変わっている。レイは包帯バージョンのプラグスーツ姿と制服姿だ。店頭での販売価格は400円前後。アソビットキャラシティでは、店頭でサンプルも展示していた。

いまだ人気を誇るエヴァンゲリオンのキャラクターたち。第二弾にも入れなかった委員長は、もし第三弾が発売された際に入れるのだろうか?

またガンプラは『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』に登場した「ブルデュエルガンダム」が、BB戦士というかわいいスタイルで発売。前回発売になった「ヴェルデバスターガンダム」「ストライクノワールガンダム」と同じく、スターゲイザーシリーズからチョイスされたガンダムだ。店頭での販売価格は500円前後。

懐かしい機体では、『さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-』に登場した艦載機「コスモタイガーII」が、バンダイから1/100スケールで発売になった。1/100スケール「山本 明」も付属している。店頭での販売価格は、3,600円前後だ。

BB戦士ということは当然SDなのだが、ボックスアートは意外に硬派なイメージ

徐々にラインナップが増えてきたバンダイのEXモデル ヤマトシリーズ