日々、技術に触れ、技術を開拓し、技術を追求している技術野郎ならば、休日の過ごし方にも技術へのこだわりを見せたいところだろう。

何か、大衆に差を付けるような技術はないものか……そこで閃いたのが"写真"である。

最近では、携帯電話にもメガピクセル級のデジタルカメラが搭載されるという、10年前は夢にも見なかったような事が実現されている。桜の下で花見などをしていると、若者からかなり年配のご婦人まで、携帯電話を頭上に掲げて、パシャパシャと写真を撮りまくっているではないか。

どうせならば、周囲から「をっ!」と思われるような写真にしたい。そこで、レトロな感じのセピア色の風合いが美しい「アルビューメンプリント」(鶏卵紙印画)に挑戦してみた。

レトロな感じのセピア色の風合いが美しいアルビューメンプリントによる写真