【ハウツー】
Zimbra Desktop(以下Desktop)は、米ZimbraのWebコラボレーションサーバ「Zimbra Collaboration Suite(ZCS)」にリモート接続してZCSとアドレス帳データを同期させたり、メールを送受信したりするアプリケーションだ。名前こそ"Desktop"と付いているが、いわゆるデスクトップアプリではなく、Webアプリというべきものになっている。現状はα版なので、機能や動作もまだ十分とはいえないが、Ajaxをアプリとして配布するという新たな時代を感じさせてくれる。
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図1 Desktopの画面表示(Windows) |
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図2 ZCSの画面表示(Linux) |
図1はDesktop、図2はZCSのそれぞれの画面表示だ。見比べてみると、図1のほうが図2よりも画面がシンプルだ。ZCSにはカレンダーやドキュメント作成(ベータ)のタブも備わっているが、Desktopにはまだそれらが備わっていないからだ。いまのところDesktopで用意されている主な機能はメール、アドレス帳、およびそれらへのタグ付けで、今後の機能追加が待たれる。ただ、どちらも英語版ではあるものの、OSの種類に拘らず日本語表示も可能であることはおわかりいただけるだろう。
Desktopのダウンロードサイトでは、Windows版、Linux版、Mac版のモジュールがダウンロード可能で、容量は20~35MB程度ある。インストールには200MB以上のディスク容量が必要で、メール用の容量も別途確保しておかなくてはならない。実行時は256MB以上のメモリを必要とする。実行基盤はJRE1.5(Javaランタイム)で、Windows版とLinux版に同梱されている。実はDesktopの内部では、サーブレットコンテナのJettyや組み込みDBのDerbyなどが使われているのだ(図3)。
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図3 JARファイルの検索結果 |
対応するブラウザについては、ダウンロードサイトや ドキュメントには明記されていない。ただ、筆者の環境で試したところ、Internet Explorer 7とFirefox 2.0.0.3ではきちんと画面を表示できたが、Opera 9.02ではうまく表示できなかった。このあたりはAjaxアプリ全般の課題といえそうだ。
Desktopはその性格上、単体ではその機能をあまり発揮できない。リモート接続せずオフラインでデータを登録したりすることも可能だが、それは最初にZCSに接続してアカウントを認証してもらったあとに実現できることであって、最初からオフラインのままではログインすらできない。だからDesktopを使うには、それが接続する先のサーバ(ZCS)が必要だ。
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