【インタビュー】

イン・メモリデータベースの正しい使い方 - Oracle TimesTen

4 TimesTenを正しく理解するには

    大野晋一  [2007/03/28]

    ここまで挙げてきたような誤解も含め、市場ではまだまだTimesTenが正しく理解されていない。「多くのユーザがETLなどに特化した特殊なイン・メモリデータベースを発展させ、SQLサポートなどを追加したものがTimesTenだと考えている」(同)。

    一方で、導入を検討している、もしくは既に導入に成功しているユーザはTimesTenを「正しく」理解していることがほとんどという。

    TimesTenはOracle Databaseと連携してアプリケーションを高速化することができる。しかし、「速いOracle Database」ではない。

    このことを理解しないとせっかく導入したOracle DatabaseもTimesTenもその真価を発揮できない。逆に、Oracle DatabaseとTimesTenをうまく組み合わせればスケーラビリティや高度な分析などOracle Databaseの利点と、TimesTenのレスポンスを活かし、競争力につながるシステムを構築できるはずだ。

    オラクルではRelease 7のリリースとあわせ、国内におけるTimesTenのサポートを大幅に拡張している。サポートポリシーはOracle Database同様のライフタイム・サポート・ポリシーを採用、5月からはOracle Universityにおいて3日間の研修コースも提供される。

    また、 4月にはOTN Japanを通じてパフォーマンス評価キットも提供予定だ。「Oracle TimesTen Common Benchmark Tool」と呼ばれるTimesTenおよびOracle Databaseを対象にしたベンチマーク・ツールで、ユーザのアプリケーションにおいて、TimesTenの導入によりOracle Databaseの実行時間から何%を削減可能かといったことを計測することができる。

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