【レポート】

ZFS、FreeBSDへ移植への道

2 ZFS on FreeBSD今後の展望

    後藤大地  [2007/03/19]

    ZFSのFreeBSDへの移植は98%ほどの進捗状況という。

    FreeBSD 7.0-RELEASEにはベースシステムの一部として公開される見通しだ。いまのところ6-stableへのマージは予定されていない。

    今後の作業項目として挙げられているのはパフォーマンスの向上。また、未統合の機能としては、ACLサポートとiSCSI経由のZFS/ZVOLsのサポートがあげられる。

    FreeBSDはPOSIX.1e ALCsをサポートしているが、ZFSはNFSv4-style ACLsをサポートしている。このためZFSで同機能を実現するためにはシステムコールを追加することになる。Dawidek氏によれば、システムコールの移植さえ実現されればACLサポートは可能だという。

    その一方で、iSCSI経由のZFS/ZVOLsのサポートについては、FreeBSDのベースシステムにiSCSIをターゲットとしたデーモンがないという理由で難しいということだ。

    今後の作業としては、ZFSへのjail機能の追加、FreeBSD chflags(2)サポートの追加、現在ZFSプロジェクトで開発されている新しい機能の追加などがあげられている。

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