【レポート】
韓国Zalman Techのブースでは、水冷システム「Reserator」シリーズの最新作となる「Reserator XT」が展示されていた。初代のタワー型、「2」のパネル型と独特の進化を遂げたシリーズ最新作の形状はキューブ型。ファンレスだった従来製品とは異なり、XTには最初からファンが搭載されており、静音性よりも冷却性能を重視した作りになっている。
ところで、この製品が"Reserator 3"とならないのは、XTにはファンが最初から搭載されているので、ファンレスだった初代や2のシリーズの後継製品ではない、ということのようだ。静音化を図りたいユーザーは従来のReserator 1or2、ヘビーゲーマーなどハイエンドユーザーはこのXT、という棲み分けになるだろう。
XTのオールインワンの本体の大きさは210×350×180mm。ラジエータは両サイドに配置されており、後部の140mmファンにより冷却する。またシャーシ内部にもパイプが通っており、従来同様に本体がヒートシンクにもなるという仕組みだ。タンクの容量は1リットルと小さくなったが、ポンプは12W・360リットル/時に強化されている。
冷却は「オート」と「マニュアル」の2モードが用意され、オートモードでは水流の強さとファン回転数が、冷却液の温度に合わせて自動調整される。ノイズレベルは22~34dBA。ちなみに担当者がテストしたところによると、Core 2 Duoのオーバークロック時で、Reserator 2では55℃だったのに対し、XTでは35℃にまでCPU温度が下がったという。
価格は400ドル程度、発売は4月を予定している。日本ではPSE法への対応の遅れでReserator 2が発売となったばかりだが、XTはこの問題はクリアしているとのことで、今度は問題なく国内でも販売される見込みだ。
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