【レポート】
今年のCeBITでは携帯電話関連の展示が大幅に縮小。SamsungとSony Ericssonの2社が大きなブースを出しているのが目立った程度であった。さらに、新端末がまったく無かったわけではないが、出品されていた端末は先月開催された3GSM World Congress(3GSM)の時とほぼ同じ。しかしながら、展示の内容は両社の今後の戦略が明確に見える興味深いものだった。
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Sony Ericssonブース |
Sony Ericssonは今回のCeBITでウォークマン携帯の新機種「W660i」を発表した。ストレート形状のミッドレンジモデルで、先月の3GSMで発表された「W610i」の3Gアップグレード版となる。カメラは2メガピクセル、Bluetooth 2.0(A2DP対応)搭載、外部メモリはMemory Stick Micro(M2)を採用している。
外見はW610iがカジュアル系であるのに対し、W660iは落ち着いたブラックとレッドの2色。ボタンや側面にゴールドのアクセントを取り入れ、カメラ周りにはデザインされたパターンを掘り込むなど高級感ある仕上がりとなっている。発売は2007年Q2の予定とのこと。
同社ブース内には最新の現行機種も多数展示されていたが、大半を占めていたのがウォークマン携帯だ。会場で配布されている同社のカタログによると、ウォークマン携帯のラインナップは以下の8機種に及んでいる。
ウォークマン携帯だけで同社全製品の1/3に達しており、「ウォークマン携帯」はもはや同社の中心ラインナップそのものになっている。また、「W200i」のようなエントリーモデルにもウォークマン携帯を揃えるあたりは、音楽携帯としてだけではなく「Walkman」ブランドそのものが海外では絶大な力を持っていることを意味しているのだろう。すなわち、機能ではなくブランドとしてウォークマン携帯を選ぶ利用者が増えていると言うことだ。
ウォークマン携帯を外出先だけで利用するのではなく、自宅などでもそのまま音楽プレーヤーとして使えるよう、スピーカーなど音楽関連の各種アクセサリ類も多数展示されていた。
SONYが同等品を出しているものもあるが、すべてSony Ericssonブランド製品となっており、同社携帯電話の専用アクセサリであることを強くアピールしているようだ。中でもスピーカーは持ち運びが簡単な簡易なものから、ウーファー内蔵で迫力サウンドを実現できるものまで種類は豊富。また市販のAV機器に接続するBluetoothアダプタや音量リモコンなど、ウォークマン携帯ならではのアクセサリが来訪者の関心を集めていた。
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