【レビュー】
1999年のデビューから7年半、三世代目のApple純正無線LAN中継装置「AirMac Extreme Base Station」が登場した。次世代の無線通信規格IEEE 802.11n(ドラフト版)に対応、従来のIEEE 802.11a/b/gと比較して格段に高速化されたほか、通信範囲も広がった。ベースステーションに接続したUSBディスクを共有する新機能「AirMac Disk」も搭載、Macworld Expoでのアナウンスから発売を心待ちにしていたMacユーザも少なくないはず。今回、アップルジャパンのご厚意により、本製品を試用させていただく機会に恵まれたので、早速レビューを開始してみよう。
AirMac Extreme Base Station(以下、AirMac Extreme BS)は筐体デザインを一新、"甘食"やUFOなどと揶揄されることもあった従来の円錐形を捨て、Mac miniと同じ"弁当箱"的な正方形に変わった。縦横の長さは16.5cmでMac mini(16.51cm)とほぼ同じ、排熱の関係で推奨されないこと確実だが、重ねて設置しても違和感ない意匠が採用されている。同時にアナウンスされたApple TVが縦横19.7cmと一回り大きく、ボディカラーがシルバーという事実をあわせると、あえてデザインをMac miniに近づけたものと推測される。
デザインといえば、高さ2.5cmの位置で周りをぐるりと囲む切れ込みが目に付く。切れ込みの高さは約2mm、奥行きは約6mmで、四辺すべてが同じだ。今回試用したマシンは貸与品のため、分解することはできなかったが、切れ込みから内側をのぞき込むと上部にすき間が見えたため、エアフロー用に確保されたものと思われる。なお、動作時に耳を近づけても回転音は確認できなかった。
付属品はあっさりしたもので、Mac miniのものとよく似た外観の電源コードのほかは、管理ユーティリティやドライバを収録したMac / Win対応のハイブリッドCD-ROMと設定ガイドのみ。箱も小さくカバンに収まる程度、たとえ衝動買いしても邪魔になることはないだろう。
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