【レビュー】

実はウィルコムのボリュームゾーン - 音声端末「WX320K」「WX321J」を試す

1 折り畳み型のWX320K、ストレート型のWX321J

 
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新たなる「ベーシックモデル」

本稿で紹介する「WX320K」及び「WX321J」は、1月22日に発表され2月15日から販売が開始された、ウィルコム音声端末の最新モデルである。

ウィルコムの端末と言えば、「コアモジュール戦略」に則ってW-SIM(ウィルコムシム)を採用し、2005年12月に発売されると同時に大きな反響を呼んだ「W-ZERO3」、その後継機である「W-ZERO3[es]」を思い浮かべる人も多いだろう。また最近では、W-SIM搭載の「nine」や「nico.」などの音声通話を主体とした端末も話題になった。だが、今回紹介する新型2機種にはW-SIMは採用されていない。従来型の音声通話中心のシリーズを継承したものである。

京セラ製のWX320K。非常にシンプルな折りたたみ型のモデル

日本無線製のWX321J。指紋認証センサーを備えた、ストレート型のモデル

しかし、調査会社ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンの調べ(全国の量販店におけるPOSデータ)によると、2006年にウィルコムで最も販売台数が多かったモデルは、実はシンプルな「WX300K」である。これは2005年11月に発売された音声端末で、「京ぽん」の愛称で親しまれた「AH-K3001V」のマイナーチェンジ版に相当する。昨年はW-SIM搭載端末のW-ZERO3シリーズや「nine」などが話題になったこともあり、意外と思われるかもしれない。マニアックな機能はほとんど搭載されてないが、シンプルであるが故に小さく軽く、そして販売価格も安いという、判りやすさが特徴と言えるモデルが、ボリュームとしては多く販売されていたのだ。

ウィルコムの利用者には非常に熱心なファンが多く、その結果として、話題に上がるのはどうしても多機能・高機能なモデルに偏りがちである。だが、ビジネスとして考える場合にはやはり、販売台数を稼ぐことが期待できるベーシックなモデルが欠かせないと言えるだろう。そうした意味では、今回紹介する2機種はいずれも基本をしっかりと押さえた、ベーシック路線に忠実なモデルと言えよう。

シンプルながら「ガジェットとしての硬さ」を備えた「WX320K」

京セラ製の「WX320K」は、コンパクトかつスマートで軽量な折り畳み型モデルである。"Real Metal Face"をデザインコンセプトに掲げ、背面パネルにはアルミ素材を全面で採用するなど、外観や質感にこだわりを見せているのが特徴である。

WX320Kの前面。シンプルな折り畳みタイプ。サブディスプレイで時刻などを確認できる

WX320Kの背面。カメラのレンズはこちらへ移動されている

WX320Kの特徴であるアルミ製のパネル。質感は十分である

開いた状態のWX320K

付属している充電スタンド

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インデックス

目次
(1) 折り畳み型のWX320K、ストレート型のWX321J
(2) AH-K3001Vの直系のモデルとなるWX320K
(3) 自営モードに対応するビジネス指向の端末WX321J
(4) 音声通話端末として、手堅くまとめられた2機種

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