【レポート】

こっちのファイルシステムも熱い - puffsって?

1 ユーザスペースファイルシステムへの注目

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"Asia BSD Conference 2007"では、ファイルシステムに関する発表がいくつか見られた。ここでは、ユーザスペースファイルシステムである"puffs - Pass to Userspace Framework File System"に関してレポートしたい。

3年ほど前からファイルシステムをカーネルスペースのみではなく、ユーザスペースでその一部を動作させるファイルシステムが注目されるようになった。ユーザスペースファイルシステムと呼ばれるものである。

ファイルシステムの実装の一部をカーネルスペースからユーザスペースに持ってくることでファイルシステムの開発を容易に、ファイルシステムに問題が発生した場合にもユーザスペースのプログラムが終了するだけでシステムそのものには影響がないようにといった目的がある。

ネットワークベースのファイルシステム開発の動機が強まり、カーネルスペースに食い込む実装が敬遠され、アプリケーションと同じ位置付けでファイルシステムを開発するためのフレームワークが求められるようになったこともこうした動きを後押しした。

ユーザスペースファイルシステムの実装でもっとも有名なものはFUSE(Filesystem in Userspace)だろう。Linux向けに開発されたものだが、FreeBSDおよびMac OS Xにも移植されている。すでに多くのファイルシステムの開発にが利用されている実績もある。ひとつにssh経由でファイルシステムをマウントするfuse-sshfdなどはよく使われる物のひとつだ。

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インデックス

目次
(1) ユーザスペースファイルシステムへの注目
(2) puffs - Pass to Userspace Framework File System
(3) reFUSEable - FUSE互換のAPIを用意


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