【レポート】

PMA 07 - 低価格・高倍率コンパクトデジカメに自動スライドショーソフト - 富士フイルム

    小山安博  [2007/03/12]

    PMA 07の富士フイルムブースでは、顔認識技術を大々的に宣伝しつつ新しいカメラを紹介する、最近のお決まりのパターンでブース展開。photokinaでは研究開発の発表が多かったが、今回のPMAでは、ディーラー向けということもあり、実際の製品が多い。そんな中、コンパクトデジタルカメラで国内未発表製品も出展されていた。

    高性能機からコンパクトモデルまで展示

    富士フイルムのブース。顔認識を大々的に紹介しており、モデルのお姉さんたちと一緒に撮影しつつ、顔認識の実力を体験できるようになっていた

    国内未発表のコンパクトデジタルカメラは、高倍率ズーム機の「FinePix S700」が展示。1/2.5型有効710万画素CCDを採用し、35mm判換算で38~380mmをサポートする光学10倍フジノンズームレンズを搭載する。レンズのF値はF3.5~F3.7。本体背面には23万画素2.5型の低温ポリシリコンTFT液晶を備える。

    コンパクトで低価格な高倍率ズーム機FinePix S700

    10倍ズームを搭載する割には小型で、光学式手ブレ補正機能は搭載しないが、富士フイルムが得意の高感度撮影ではISO1600までサポートする。

    マニュアル露出にも対応。単3形乾電池×4で動作するあたりも米国向けといった感じ

    どちらかというと望遠撮影を好み、価格に敏感な米国ユーザーの要望に応える形のカメラで、249.95ドルの価格で、3月に発売される。

    デジタル一眼レフカメラはS5 Proを出展。ひっきりなしに人が訪れてはカメラに触れ、いろいろな質問をしていた。

    S5 Pro

    こちらは国内でもすでに発表済みのFinePix F40fd。このほか、FinePix A900やFinePix A820も出展されていた。国内未発表だが、日本への展開は「分からない」(ブース担当者)とのことだった

    自動スライドショーソフト「Photo Movie」

    富士フイルムブースでは技術紹介としてPhoto Movieを紹介。昨秋のphotokinaでも紹介されており、その時と内容自体は変わっていないそうだが、技術としての完成度は高く、面白いものなので製品化を期待したい部分。基本的にはPMAに訪れるディーラーに紹介して技術を販売する、という方向性らしい。

    Photo Movieでは、まず撮影日時などから自動で画像をグルーピングし、撮影時間の近いものや似た画像を自動抽出、顔認識を行い、写真の良さを判別し、最終的に主要被写体が写った写真をピックアップし、その主要被写体が目立つようなスライドショーを作成する。さらに、スライドショーに加える音楽を選ぶと、テンポやアクセントが解析され、それにあわせて画像のトランジションが設定される仕組み。

    画像のグルーピング。撮影時間が近いもの、露出を変えただけのような似た画像を抽出

    顔認識を実行。ユーザーが選んだ顔を抽出していく

    写真の良さも判別され、最終的にスライドショーに使う画像が選別される

    自動で音楽に合わせたスライドショーが作成される

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