【レポート】

PMA 07 - 無線LANでコラボするデジカメ、ソニーDSC-G1

2 Album Editorと本体の組み合わせで高機能を演出

    小山安博  [2007/03/12]

    Album Editorを使えば、グルーピングされた画像群をアルバムとして管理し、タイトルやコメントをつけることができる。その情報はDSC-G1側にも反映され、アルバムごとに撮影日付とタイトルが表示されるので分かりやすい。

    こちらは撮影時の画面

    コラボショットの画面。撮影すると、相手の領域にスルッという感じで画像が追加される

    最近の画像管理ソフトによく見られる「ラベル」にも対応、画像に付与したラベルから目的の画像を絞り込んで表示できる。あらかじめDSC-G1側に13種類のラベルが内蔵され、カメラ単体で付与できるほか、Album Editorで付与することもできる。合計50種類のラベルが使用可能だ。

    ソニーがデジタル家電で活用しているインタフェースを採用

    ラベル付けの画面

    Album Editorには顔検出機能もあり、写真に写っている人の数から2~3人までなら「ポートレート」、それ以上なら「集合写真」、さらに「風景、その他(人なし)」という形で画像を振り分けてカメラ内の画像を検索できる。

    同様に、Album Editorで画像解析を行うことで、画像に多く出てくる「赤・青・緑・黄・白・黒」の6色のいずれかから写真を絞り込める。ほかにも、「自分で撮影」「PCから取り込み」「別のメモリーカードから取り込み」「プロテクトの有無」といった項目からも絞り込める。

    これらを利用することで、たとえば、「自分で撮影した、緑の木々をバックにした花嫁の写真」を探したければ、ラベルで「結婚式」、顔検出で「ポートレート」、色で「緑」、「自分で撮影」と指定すればいい。また、「類似画像検索」も可能で、「同じ場所で撮った花嫁と花婿の写真」といった画像も簡単に探し出せる。

    こうしてカメラ内に保存した画像の閲覧のために、DSC-G1は同社が世界で初めてという約92.1万画素・3.5型の「エクストラファイン液晶」を採用。画素数は従来の約23万画素クリアフォト液晶のおよそ4倍。230ppiという高精細な液晶で、1,677万色表示、クリアフォト液晶の2倍の高コントラストなど、非常にハイスペックな液晶を搭載している。実際に見てみると、一瞬「はめ込み合成?」と感じるほど表示はきれいだ。

    カメラ背面は、この3.5型液晶がいっぱいに配置されており、ボタン類は見あたらない。ボタンは、本体前面をレンズカバー(?)をスライドさせると、前面からはレンズが現れ、背面からはボタンが出現する、という独特のデザイン。本体右側面にはジョイスティックなどのボタンも配置され、カバーを開けなくても再生に関する操作は可能で、フォトビューアー的に利用できる。

    そのほか、レンズは光学3倍バリオ・テッサーレンズを搭載。焦点距離は35mm判換算で38~114mm、F値はF3.5~F4.3。撮像素子は1/2.5型有効600万画素CCD。ISO1000までの高感度撮影と光学式手ブレ補正を搭載しており、手ブレ・被写体ブレにも強い。面白い機能では、カメラが自動的に2~6枚の写真を撮り、画像を合成する「手持ち夜景モード」。三脚を使わずに手持ちで夜景をきれいに撮れる、という。

    本体サイズは93.3(W)×71.7(H)×25.3(D)mm、約204g。撮影可能枚数は約280枚(CIPA準拠)。国内の発売は4月6日、価格はオープンプライスだが、実売想定価格は7万円前後。

    そのほかにも、新製品がずらりと展示。これは3.0型液晶・光学5倍ズームを搭載するなどしたDSC-T100

    光学3倍ズームを搭載したDSC-T20

    光学15倍ズームレンズ・有効810万画素CCD搭載の「DSC-H7」……と思いきや、こちらは国内未発表の「DSC-H9」。最大の違いは、こちらは3.0型のチルトアップ型液晶を搭載した点

    Wシリーズからは、DSC-W90(左)とDSC-W200が、それぞれ国内未発表。W200は、1/1.72型CCD・有効1,210万画素、光学3倍カール ツァイス・バリオ・テッサーレンズを搭載。W90は、1/2.5型CCD・有効810万画素、光学3倍カール ツァイス・バリオ・テッサーレンズを搭載

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