【レポート】

PMA 07 - 無線LANでコラボするデジカメ、ソニーDSC-G1

1 無線LANを内蔵した新サイバーショット「DSC-G1」

    小山安博  [2007/03/12]

    デジタル一眼レフカメラ「α」シリーズの新ラインナップ開発発表を行って注目を集めたソニー。PMA 07のブースでは、α以外にコンパクトデジタルカメラの新製品を展示。その中でも注目は無線LANを内蔵した新サイバーショット「DSC-G1」だ。

    ソニーブース。DSC-G1は、無線LANを内蔵して、画像の共有を強化したモデル。これまでも無線LANを搭載したカメラはあったが、DSC-G1では単純に「無線で画像をPCに送信する」だけでなく、DSC-G1同士での画像共有も可能にした点が新しい。

    DSC-G1。レンズカバーをスライドさせるとレンズが出てくる

    DSC-G1同士はPeer To Peerで接続し、接続自体も本体の「WLAN」ボタンを押すだけ。アドホック接続により最大4台まで同時接続が可能で、カメラ同士が接続されると、それぞれのカメラで撮った画像が自動的に接続したカメラに転送される仕組み。ソニーではこれを「コラボショット」と名付けており、画像共有の新しい手段を提供してくれる。

    カバーを閉じた状態だと液晶だけのシンプルな外観

    カバーを開けると操作ボタンが現れる

    コラボショット以外にも、撮影した画像を選択して、2台のDSC-G1でWLANボタンを同時に押すことで無線LANによる画像交換も可能。ちょうど携帯電話の赤外線通信のような感じで画像のやりとりができる。また、DSC-G1はMPEG-4・VGA・30fpsの動画撮影が可能だが、これも無線LANで転送が可能。

    レンズカバーを開けるにはスイッチをスライドさせる

    側面にはジョイスティックなどの操作ボタンがあり、閉じた状態でも操作できる

    また、デジタル家電の接続規格であるDLNAに対応。ソニーの薄型テレビ「ブラビア」やPCの「VAIO」、他メーカーのHDDレコーダーなどといった対応製品に対してアクセスポイント経由で手軽に接続、ケーブルレスで画像の閲覧が可能になる。

    本体には2GBという大容量のメモリを内蔵。撮影画像以外にも、PC内の画像を大量に保存しておくことができる。この内蔵メモリには、自動的にVGAサイズに変換した画像を保存しておくので、最大で約2万枚の画像を保存できるそうだ。撮影時は、フルサイズの画像はメモリースティックDuoに保存し、別にVGAにしたものを内蔵メモリに保存する。PCから画像を取り込む場合も、付属の「Album Editor」を使うことで、自動的にVGAサイズの画像を取り込める。また、別のメモリースティックDuoを使う場合、DSC-G1上のインポート機能でVGAサイズの画像を作成し、フルサイズの画像とともに内蔵メモリに保存してくれる。

    VGA画像をメモリに保存することで、ちょうどフォトビューアーのように常に画像を持ち歩くことができる。アルバム編集ソフトのAlbum Editorを使い、仮に内蔵メモリがいっぱいになっても、お気に入りの画像だけを持ち歩くことが可能だ(もっとも2万枚分の容量を使い切るのは大変だろうが)。

    メモリ内の画像は、「おまかせ管理機能」で自動分類。撮影日時と撮影頻度でグルーピングする機能で、連続して撮影してしばらく撮影せず、また撮影を連続で行った……という情報から、それぞれを「イベント」として保存してくれる。

    イベントごとに分類された画像

    大画面を生かしたこんな画像表示も可能

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