【レポート】

PMA 07 - 300mm相当をカバーする新ライカレンズに防滴・耐衝撃ムービーカム - 松下電器

    小山安博  [2007/03/11]

    松下電器産業は、開催中のPMA 07において、国内ではまだ詳細が明らかになっていない新レンズ「LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」を出展している。すでに発表済みの大口径レンズ「LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.」と並んでケース内での展示となっている。

    VARIO-ELMAR 14-150mmは、フォーサーズシステムのカメラに装着することで、35mm判換算で28~300mmの焦点距離をカバーする10.7倍望遠ズームレンズ。ライカ Dレンズでは初めて300mmをカバーするレンズだとしている。

    詳細なスペックが公開されたLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.

    高倍率ズームレンズながら、DMC-L1の標準ズームレンズであった「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/ F2.8-3.5 ASPH. MEGA O.I.S.」と同等の軽さとコンパクトさを実現している。4枚の非球面レンズと1枚のEDレンズを採用、ワイド端でも歪曲を最小限にしているという。

    もちろん光学式手ブレ補正「MEGA O.I.S.」も搭載。300mm相当の望遠撮影時に特に威力を発揮しそうだ。また、高速・静粛な動作を実現するExtra Silent Motor(XSM) Technologyをライカ Dレンズで初めて採用。より高速なフォーカシング動作が可能になっている。

    ズーム全域で最短撮影距離は50cmで、最大倍率は35mm判換算で0.36倍。レンズは11群15枚で、絞り羽根は7枚、最小絞りはF22、フィルター径は72mm。全長は78.5×90.4mm、サイズは約520gとなっている。

    米国での発売は3月の予定で、価格は995.95ドル。国内での発売は秋の予定。

    DMC-L1の標準ズームである「LEICA D VARIO-ELMARIT 1:2.8-3.5/14-50 ASPH.」と比較。フィルター径は同じ72mm

    こちらはLEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.

    DMC-L1に装着したところ

    水と衝撃に強いムービーカム

    国内未発表のSDカードムービーとして「SDR-S10」が出展されていた。最大の特徴は、防水・耐衝撃性能を備える点だ。

    防滴・耐衝撃性能を備えるSDR-S10

    記録メディアにSDカードを使う場合、もともと駆動部が少ないため衝撃には強いが、S10では耐衝撃構造を採用することで4フィート(約1.2m)の高さから落下させても撮影が続行できる。またシーリングなどによって防水性能も備えており、水辺で撮影して水しぶきがかかっても支障がない。防水性能はIPX4となっており、いわゆる防滴型なので、水につけられるというわけではなく、あくまで水滴がかかっても大丈夫、ということのようだ。マイク部分にはゴアテックを使用しており、マイク部の保護もきちんとされている。

    水に強いことをデモしていた。水滴が多すぎてよく分からないが、この中にSDR-S10がある

    実際の分解モデルも

    撮像素子は1.6型68万画素CCDで光学10倍ズームレンズを搭載する。レンズの焦点距離は35mm判換算時で43.9~439mm、レンズのF値はF1.8~F2.4。SD/SDHCカードに記録できる。そのほか、電源オンから1.7秒で撮影が始められるクイックスタート機能を搭載する。

    本体サイズは約31(W)×63(H)×114(D)mm、181g。米国では4月の発売で、価格は399.95ドル。

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