【ハウツー】

Swing開発者待望 - Swing Application Framework

5 まとめ

    竹添直樹  [2007/02/26]

    駆け足ではあるがSwing Application Frameworkの主な機能について紹介した。Swing Application Frameworkにはこの他にもJava BeanをXML形式で保存するための機能や、前回終了時のウィンドウ位置やサイズなどを記憶するための機能などが用意されている。

    JCPでは今回紹介したJSR-296: Swing Application Frameworkだけでなく、JSR-295: Beans BindingJSR-303: Bean Validationといった仕様の策定も行われている。Swing Application Frameworkをこれらと組み合わせて利用することでより簡単にSwingアプリケーションが開発できるようになるはずだ。これまでJavaはWebアプリケーション開発に用いられることが多かったことから、StrutsやJSFなど、Webアプリケーション・フレームワークばかりが注目されてきた。クライアント分野についてはSwingというツールキットは以前から存在したものの、開発基盤の整備という意味では遅れを取っていたといえる。

    Swingの高速化やルック&フィールの改善によってSwingでデスクトップアプリケーションを開発するための基盤が整いつつある現在、Swingによる開発をサポートするフレームワークの登場は自然な流れといえる。これらのフレームワークが整備されていくことによって、今後は業務アプリケーションでもSwingベースのリッチクライアントが採用される機会が増えていくのではないだろうか。

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