【レポート】

第2世代に突入したPS3の起爆剤に - 『ガンダム無双』は目標200万本!

2 プレイしてみました! 「ガンダム」で「無双」……その中身は一体?

    岩崎昌子  [2007/02/26]

    マイクを引き継ぎ、ゲーム内容の説明を行ったのは襟川氏から提案を受けて"ドン引き"したというバンダイナムコゲームスの代表取締役副社長・鵜ノ澤伸氏。「『ガンダム』と『無双』を組み合わせることにはやはり最初はかなりの抵抗がありました」と、周囲がヒヤリとするような発言が飛び出したが、「でも襟川さんに何か言われたら断れませんからね(笑)」とフォロー。「さきほど襟川さんは200万本なんてすごいことをおっしゃってましたが、現実的に合計100万本行ければなぁ……と思っております」と、少し控えめ(?)な目標を口にした。

    バンダイナムコゲームスの代表取締役副社長・鵜ノ澤伸氏

    続いてはバンダイナムコゲームスの堀内美康チーフプロデューサー、コーエーの鯉沼久史チーフプロデューサーによる実機を使用してのデモ。

    バンダイナムコゲームスの堀内美康チーフプロデューサー(右)と、コーエーの鯉沼久史チーフプロデューサー

    メインとなるゲームモードは「OFFICIAL MODE」と「ORIGINAL MODE」の2つ。前者はガンダムシリーズの原作で実際にあったストーリーを再現、劇中での戦いを体験することができる。収録されているのは『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』の3作品。また、後者にはゴッドガンダム、∀ガンダムといった各作品のモビルスーツが総出演する。初代から最新のガンダムまでが共演し、作品の枠を越えたオリジナルストーリーを展開するという。

    モードを選択して……

    ステージを決定

    さらに、無双シリーズでは御馴染みの対戦モードも当然用意されている。最後に行われたゲーム大会ではこの対戦モードが使用された。来場者の中から選ばれた8人がこの大会のためだけに設定された「敵を100機倒すと出現する"武者ガンダム"を先に撃破せよ」というミッションを遂行するべく、2分割された画面上で熱い戦いを繰り広げた。

    ブリーフィング画面はより立体的に

    対戦モードではこのように画面が縦に2分割される

    大会開始後から、会場の左右に設置された16台の試遊台が稼動開始。来場者は発売に先駆け、『ガンダム無双』の爽快な操作感を体験した。「OFFICIAL MODE」では地上戦と宇宙戦がそれぞれ1つずつ用意されており、いきなり宇宙に飛び出すことに怖気づいた筆者は地上戦(オデッサ)を選択。敵の赤い体力ゲージが無数のザクの頭上に現れている様子には思わず笑みがこぼれた。斬られるためだけに存在するザクたち……諸行無常の響き有り、である。ビジュアルはガンダムでもやることは無双。ザクの群れに突進し、問答無用に斬り伏せる。「ガキン!」「ボコン!」といったような対機械の効果音が心地よい。科学技術が発達した時代の乗り物であるはずのガンダムが敵を1機1機、刀で殴ってやっつけていく。そんなマニュファクチュアな香りのする初代ガンダムに、筆者はときめかずにはいられなかった。もちろん、攻略を進めていけば様々なスキルや、多数の敵を一度に攻撃できる武器なども入手できるのだと思うが。

    かっこよく出撃!

    ザク、ボッコボコ!

    宇宙でも基本は同じ

    原作のエピソードがムービーで再現される

    鎖のような武器

    無双シリーズおなじみの戦況マップはやはり右上に。この赤い円が全部敵MSだと思うとワクワクする

    ファンからの熱い要望で登場させることになったという∀ガンダム

    おまけ要素も充実

    操作性において特筆すべきは従来の無双シリーズではジャンプボタンだった"×"ボタンが、今回はダッシュに当てられているという点。「このダッシュボタンをどう使うかが、攻略のカギを握っています」という両チーフプロデューサー氏の言葉からも、重要な意味を持っているに違いない。

    開発の途中、ゲームバランスについてコーエーからは「こんなに『無双』でいいの?」、バンダイナムコゲームスからは「こんなに『ガンダム』でいいの?」とお互いに譲り合うような時期もあったとか。しかし、実際にプレイしてみると双方共、個性を最大限に発揮しながらも、どちらかの特徴が色濃く出たり、逆に霞んだりしているような印象は全く受けなかった。この絶妙なバランスの着地点は"流石"の一言。ガンダム好きも、無双好きも、もちろん両方大好物! な貴兄も、間違いなく楽しめるに違いない。発売は3月1日、待て、しかして希望せよ!

    3月1日、バンダイナムコゲームスより7,800円で発売

    (C)創通エージェンシー・サンライズ

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