【レポート】

クリエイターのための「PAGE 2007」(2) 「Fontographer 4.7 J Mac OS X」登場

    佐藤望  [2007/02/21]

    7日~9日、サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOで開催された日本印刷技術協会主催のメディア業界を対象としたイベント「PAGE 2007」で、Mac OS Xネイティブ対応になった「Fontographer 4.7J for Mac OS X」が展示された。久々のメジャーバージョンアップとなったこの製品は、1バイトのフォントを作成できるツールで、フォントの作成や編集作業を行うデザイナーにとって、欠かすことのできないツールだ。

    「Fontographer 4.7J for Mac OS X」パッケージ版

    Fontographerは以前にマクロメディアから発売されていたが、マクロメディアとアドビ システムズとの合併によって、2005年5月からフォントラボに業務が移管された。日本では恒陽社グラフィック事業部が、2006年6月から「Fontographer 4.1J for Mac」を販売していたが、このバージョンはMac OS 9のみに対応していた。そのため、Fontographer ユーザーは、Mac OS 9あるいはMac OS X上のクラシック環境で使用するしかなく、不便を強いられていたが、今回のMac OS X ネイティブ対応の「Fontographer 4.7J for Mac OS X」の登場により、快適な環境下での作業が可能となった。

    販売方法も従来のWebサイトからのダウンロード販売だけでなく、パッケージも新たに販売される。現在、ファイルの保存を除いた全機能が使用できるデモ版も無償ダウンロード可能である。価格はパッケージ販売価格が54,600円、Webダウンロード販売価格が51,450円。

    アウトラインウィンドウ。パスとポイントで結ばれた文字のアウトラインが表示される

    ビットマップウインドウ。画面表示用のスクリーンフォントのビットマップイメージをピクセル単位で編集できる

    フォントウィンドウ。Mac、およびWindows用のPostScriptフォント(Type1、Type3、MultipleMaster)とTrueTypeフォントを作成することができる

    メトリクスウィンドウ。入力した文字のカーニングとスペーシングを調整する

    バージョンアップした製品の特徴は下記の通り

    ・Mac OS Xに対応
    ・MacおよびWindows用のPostScriptフォントとTrue Typeフォントの作成が可能
    ・ドローツールで作成されたESPの読み込み、ドローツールからのコピー&ペースに対応
    ・フォント作成ツールならではの高度なエディット機能の搭載
    ・カーニング・ヒント情報を含む高精度なフォントの作成可能
    ・フォント字形をESP形式で書き出し可能

    基本機能は、Mac OS9版とあまり変化はないものの、Mac OS Xに対応したことでクリップボードの共有ができるようになり、簡単にコピー & ペーストも可能となっている。

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