【ハウツー】

目で見るDirectX 10 - Direct3D10のデモを体感しよう!

11 どうなるDirectX 10 / SM4.0

    西川善司  [2007/02/18]

    DirectX 10 / SM4.0はWindows Vistaに独占供給されているわけだが、Windows Vista本体の盛り上がりに比べてDirectX 10 / SM4.0についてはあまり話題に上ることがないように思える。

    DirectX 10 / SM4.0は今後どうなっていくのだろう?

    まず、現在いまひとつ盛り上がりに欠けるのは、DirectX 10 / SM4.0に対応するGPUの選択肢が、NVIDIA GeForce 8800シリーズしかないためだ。

    情報筋によれば、3月のGDCやCebitのタイミングで、メインストリームクラスのG81(GeForce 8600?)がリリースされるとのことだし、ライバルのATI(AMD)も同タイミングで最新65nm製造プロセスの次世代RadeonとしてR600(Radeon X2800?)を登場させると言われている。その意味では、多くのユーザー環境においてDirectX 10 / SM4.0環境が整備されるまであともうちょっと……というところまできているのかもしれない。

    3Dゲームタイトルでは「マイクロソフト フライト シミュレータ X」「Halo 2 for Windows Vista」「Shadowrun」といった感じにマイクロソフト発売のタイトルを中心にWindows Vista対応タイトルが増えてきてはいるが、DirectX 10 / SM4.0を効果的に活用したのは「Crysis」(CRYTEK、EA)くらいのもので、こちらもまだ発売時期は未定。まあ、実際のところ、DirectX 10 / SM4.0環境の整備を急いでも、すぐにそのアドバンテージが活かされることはないのかもしれない。

    しかし光明もないわけではない。

    それはキラーアプリとして期待されている業界標準の3Dベンチマークソフト「3DMark07」。原稿執筆時点では次期3DMarkについての公式発表はないものの、3DMark制作元のFuturemarkが、2007年3月に開催されるゲーム開発者向け会議「GDC2007」にて「全く新しく、そしてゲーマーにとってエキサイティングな何かを発表するのでお楽しみに」という意味深の告知をしているのだ。タイミング的には前出のNVIDAとATI(AMD)の大きな動きとのシンクロもあり、もしかするとDirectX 10 / SM4.0における大きな動きは2007年3月に期待できるかもしれない。

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