【レポート】

Windows Vista最新事情 - 発売10日後、6つのあれこれ

1 Vistaにセキュリティホールが見つかった!?

    佐々木康之  [2007/02/08]

    1月30日にWindows Vistaが発売されてから、はや10日が過ぎた。すでに本格的に使い始めている人もいるだろうが、購入はしたものの周囲の様子を見ながらインストールしようと考えている人も少なくないはず。そういう筆者も試しにインストールはしたけれど、まだVistaに乗り換える決心はつかない。

    本稿では発売後10日目のVista最新事情をお送りしよう。皆さんのVista導入の参考にしてほしい。

    1. Vistaの深刻なセキュリティホールが発覚

    発売翌日にさっそくVistaに深刻なセキュリティホールがあることが発覚した。セキュリティソフトメーカーのMcAfeeの報告によると、Vistaの音声認識機能を悪用して、リモートで任意のコマンドを実行させることが可能になるという。原理は誰でも思いつくような単純なもの。Vistaを制御する音声ファイルをWebページに貼り付けておけば、そのWebページを訪れたユーザーにコマンドを実行させることができる。たとえば「Start, execute, CMD, shutdown -r」というMP3を貼り付けておけば、Vistaが再起動してしまう。同様の方法でHDDのファイルを削除することも可能だ。

    ただし、音声認識は標準では無効になっているため、手動で有効にしない限りは被害に遭うことはない。そうはいっても音声認識はVistaの目玉機能のひとつである。有害コマンドが実行されないようにする何らかの対策が求められる。

    McAfee Avert Labs Blog

    2. Vista登場でパソコン販売は好調

    ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは7日、家電量販店におけるVista搭載パソコンの販売動向速報を発表した。Vistaの発売をきっかけに、長らく前年割れが続いていたパソコン販売に大きな回復が見られたという。

    その内容を詳しく見ると、Vista発売後の週末(2月4日~5日)は前年同週末に比べて販売数は10%増。また、週単位で見た場合、Vista発売日を含む週(1月29日~2月4日)は42週ぶりに前年を上回った。また、パソコンの平均単価も前週に比べて1万1,896円の増加となっている。

    実際、Vista発売後に大手量販店を見て回ったが、平日の昼間であるにもかかわらず、にぎわいが見られた。ただし、このにぎわいが一時的なものか、それとも今後も好調が続くのかは不透明だ。

    ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンの報道発表

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